シリコンバレー生活を、日々の暮らしという視点で綴る

私は今、アメリカのシリコンバレーに住んでいます。

と書いていて、本当にここ、シリコンバレーだよね?と不安になったので、Google先生に聞いてみました。

シリコンバレー (Silicon Valley) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の名称。特定の一箇所を公的に指す地名ではなく、ある程度広い地域一帯の通称として使用される。(Wikipediaより)

私の住んでいるところは、サンタクララ・カウンティ—なので、シリコンバレー在住と名乗って良さそうです。ひと安心。ということで話を進めます。


シリコンバレーに住んでいて感じることは、「シリコンバレーという言葉を日常生活ではほとんど聞かない」ということ。

そもそもこの場所を呼ぶ時、広い意味ではサンフランシスコ・ベイエリアと言われるし(ニュース、天気予報など)、実際に人と話す時には、マウンテン・ビュー、クパティーノ というように、その都市の名前を使うので、シリコンバレーといわれるエリアに住んでいる人が「シリコンバレーでさ~」という話をすることってないのです。

これは現在の私の属性が、在宅ライター(現地で仕事していない、仕事相手は日本)、小学生の母(話す相手は学校関係者がメイン)、夫は化学系研究者(シリコンバレーといえばのIT系、エンジニア系ではない)というところが大きいのかもしれません。私自身のバックグラウンドとしても、日本の製薬企業での研究(創薬化学)→企画 という経歴なので、シリコンバレーにあまり接点がないというのもあります。

自分が特殊かも?と疑いつつも、私が普段生活をする範囲で出会う人達を見る限り、いわゆるシリコンバレーと呼ばれるエリアに住む人の大部分は、やっぱり私みたいな人間なのではないか?と感じています。

もちろん、この辺りで起業家、エンジニアとして働くような人にとっては、シリコンバレーという場所が大きなキーワードなのかもしれません。SNSやニュースで見かけるそういった日本人(シリコンバレーで働く日本人)は、もちろん素晴らしいと思って見ていますし、文字だけでもそのエネルギーに圧倒されることも多くて、まぶしい存在です。こちらでは、日本人は控えめに思われがちなので、そんな風にエネルギーに満ち溢れつつこの土地で活躍する日本人が増えてくれたらなぁ、とも思っています。

一方で、日本にいた時、特にアメリカに引っ越す1~2年前から、やたらと「シリコンバレー流」みたいな言葉を聞くようになり、それがビジネスの話であれば違和感もないのですが、食事とか睡眠といった生活のことから教育まで、ビジネスとは関係ないようなところで聞くことが増えて、「なんでそんなにシリコンバレー流がもてはやされるの?」という違和感をじわじわと感じていました。

多分、日本で「シリコンバレー流」がヒットする理由は、多くの成功者を出している土地だから、その成功の秘訣のかけらが生活の中にもあるのならそれは知りたい!ということなのかもしれないなと思っています。それも自己啓発とかSelf Improvement としては良いのかもしれません。

でも、私が実際にシリコンバレーに住んでみて感じるのは、気候が良く農業が豊かなカリフォルニアだからこそのヘルシーさと、多様な文化的背景を持つ人が入り乱れている場所だからこそのおおらかさです。ビジネスでこの土地に来ているわけではなく、毎日の生活が第一という中だからこそ、気付くことのできる良さを感じられているのだと思っています。

行ったことのない土地のことは、誰かが語る言葉やイメージでしか知ることができません。ならば、語られる言葉やイメージは色々あったほうがいい。

だから私は私なりに、シリコンバレーでの生活を綴っていこうと思います。

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Yukari

生活密着型・シリコンバレー日記

”シリコンバレー” と聞くと、なんだか素晴らしいものみたいに感じがちな話が多い中で、生活するという視点から見たシリコンバレーの良さを綴っていきます。自己啓発、自己改善的要素はほぼなしの、シリコンバレー情報です。
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