1-1.物質の分類 <その1>

化学を学ぶために、まず大前提として覚えなければいけないこと。
それが物質の分類です。

私たちの世界は自然界のものも人工的に作られたものも、すべて物質でできています。酸素、金、水、空気、牛乳…これらはすべて物質ですが、その物質がどんな構成かによって分類するのが、物質の分類です。化学ではこの ”物質の分類” を理解しておかないと、時に今何について話しているのか、わからなくなってしまうことがあります。

例えばアロマセラピーで使う精油を例に挙げると、ペパーミントという精油について話しているのか、ペパーミント精油の成分のひとつである l-メントールについて話しているのかをはっきりさせることが大切です。精油全体か一成分かという点をごちゃまぜにしてしまうと、時に説明を間違えたり、誤解を招いたりしかねません。

化学のお話の基礎となる物質の分類は、高校化学の参考書や図録でも最初に出てくるのでしっかり押さえておきましょう。

物質の分類について、まとめた図がこちら。

高校の化学の時間に勉強したなぁ、という感じでしょうか。

単体と化合物、化合物と混合物の違いが理解できていれば、このパートはOKです。ちゃんと説明できる自信がない… という人向けに、次回もう少し説明をしていきたいと思います。

たとえばこの記事のトップにある写真に写ったユーカリの精油はどれに該当するか? ネトルのカプセル剤に使われているハーブのネトルは? ミネラルウォーターは化合物?混合物?

そんな話も交えながら、説明をしていきたいと思います。


参考書籍:三訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録(第2版)[数研出版

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Yukari

セラピスト化学部

アロマセラピスト、アロマセラピーインストラクター、ハーバルセラピストなど、植物療法の専門家向けの化学のお話。化学の基礎、精油やメディカルハーブの成分に関する天然物化学についてまとめていきます。ゆるやかに、部活のように活動していきます。
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