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【27歳会社員】僕が”副業”で飲食業にこだわる訳

こんにちは。複業キッチンカー人のさめすけです。今回は自分が副業で飲食をやっている理由、そのメリットなどを書いていこうと思います。

メリット:最適解を見つける時間が長くなる

結論としては、副業で飲食をやるメリットとして「最適解を見つけるための時間を長く持てる」というのが理由です。PoCをきちんとやることによって正解へ向かって軌道修正しやすい点がメリットだと考えます。

逆にデメリットとしては飲食店など時間的コミットメントが求められる事業へは、手を動かしたり営業できる時間が限られるため工夫が必要になります。

ただ、飲食店であっても時間や場所のリソースを区切る方法を見つけることにより副業としてできると今は感じています。

飲食=儲からない?

例えば個人でお店を経営しているマスターなんかに話を聞くと「飲食は全然儲からないよ〜」と言われることがあります(自分もお客さんから聞かれたら儲かります!とは言いませんがw)。

一食の料理に対する原価率により自ずと利益率は定まってき、時間あたりの提供数が限られるので売上の天井は決まってきます。

本業であれば時間的リソースをかけられる代わりに、思っていた商品が売れなかったり失敗した時のリスクは高くつきます。赤字を出し続けないためにすぐに売れる商品を出さなければなりません。

必ず利益を出さなければいけない状況になると、売上の天井も利益率も上がらないまま現状のベターな選択肢で続けてしまうということが往々にして発生します。

自分でやってみて

自分でキッチンカーを経営してみて、はっきり言えるのは「開業前に考えていたことが当てにならない」ということです。

「それはお前の準備不足だろ!」と言ってしまえばそうなのですが開業前から変わらないのはメイン食材の仕入れルートくらいで、他は全て少なからず変えてきました。

商品価格やお客さんの量、時間あたりに受けられる量パターンを考えながら売上予測を経てないと、いざ開店した後に当初の予想と違った、なんてことはざらにあります。

今はこれまでの経験から、営業方法や当日の在庫数、適正な人員配置が分かりますが、もし自分が本業で生活費を捻出しなければいけない立場であれば、これまでのような様々な施策の実行や商材の大きな変更はできなかったはずです。

成功の法則が見つかれば

多くの儲かっている飲食店は、1店舗しか経営していないというわけはなく複数店舗経営していることが多々あります。個人のオーナーが経営している店かと思っている店も実は近隣に数店舗あるということはざらです。

なぜなら店舗数を拡大することで在庫リスクを減らす、働き手の流動性を持たせる、などのメリットが多いからです。なにより、一度成功しており同じ方程式を持ってくればうまくいく確率が全く違います。

飲食業は売上に天井があることやがデメリットですが、メリットとしては一度お客さんがつけば明日潰れることはほとんどありません。

最適解さえ見つかれば、そこから展開していけば確実に成功する事業へと成長します。

最適解を探る時間

ここでタイトルに戻りますが、飲食業で一番重要なのはリスク管理です。一人あたりの単価と利益率が決まっているのであれば、いかに多く集客し、沢山の人に料理を提供することが肝となります。

飲食業に手を出す時に最もやってはいけないのはプランB、プランCを用意せず、当初考えていたことに時間的リソースを割きまくってしまうということです。

飲食店を始めるときでさえ、どのような立地にするのか、何を提供するのかを考えた上でテストできる場所や機会を探すべきだと考えます。

PoC

このnoteを読んでおられる方ならご存知かとは思いますが、新サービスをローンチする前には必ずPoC、概念実証の段階を踏みます。

本当にこのコンセプトでいけるのか、ユーザーは利用してくれるのか実験を経てからローンチに結びつけます。

例えば脱サラしてカフェ開店、は聞こえはいいのですが売上の予測の元となる経験や数字がないのは方位磁石なしで海に出るのと同じことです。

IoTカメラデバイスで店舗回遊率や来店人数など簡単に定量的なデータが補足できる今、リアルビジネスを始めるにあたっても、これからはPoCを踏むことが必須になってくると考えています。

副業で飲食をやるメリット

以上に書いたとおり、副業で飲食をやる際は儲けが出ない時間が長くても自分への給料が最悪いらないため、言ってしまえば本業でチャレンジするより圧倒的に失敗することができます。

その失敗を経て自分のやりたいことと、お客さんのニーズの最大公約数を見つけることがうまくいく第一歩です。

専業よりも時間的リソースが割けない代わりに、長い期間をかけて自分のアイデアを検証できる方がこれからの時代良いと考えているので、副業で飲食をやるメリットとしては十分あると思います。

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