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オーダーウクレレへの道〜完結〜

七里ヶ浜ウクレレスタジオのウクレレルシアー三井 達也さんにウクレレをオーダーしています。

2019年11月に、オーダーの注文をしてから、ちょうど3年!いよいよ完成です。
今回は三井さんにお願いして製作過程を細かく教えていただき、こうして記事に書かせていただきました。

ウクレレをオーダーするというのは、もちろん世界でたったひとつのオリジナルなウクレレを手に入れるという大きな夢が叶うことではありますが、今回すごく感じたのは、完成までのドキドキ、ワクワクする体験を手に入れたということです。
オリジナルのウクレレを買ったということだけでなく、自分がどんなことが好きなのか、どんなものを美しいと感じるのか、どんな音が心地よいと感じてるのか、これからどんなウクレレライフを送っていきたいのかなどなどたくさん考え、自分を見つめる体験をすることができました。

そういう機会を与えてくれた三井 達也さんには感謝しかありません。

そしてそういうきっかけを与えてくれたウクレレ仲間に感謝です。

なによりも、ウクレレに出会って、ウクレレを弾いてきて、ウクレレ仲間を作って、そういうきっかけを掴んだ自分にも感謝というか、ウクレレを10年間以上、辞めずに続けてきた自分によくやったと、褒めてあげたい気分です。そう、オーダーウクレレをお迎えすることを通して、自己肯定感とか、自己受容が爆上がりです!

そしてここがゴールではなく、これからこのウクレレをどう弾いていくか。まだまだワクワクが続きます。

ということで、前置きが長くなりましたが、仕上げの工程です。

塗装は木そのものの色あいを大事にしてもらいたくて、ラッカー塗料での塗装となりました。ひたすら塗装して磨いてを繰り返すそうです。
時間がかかる工程だそうですが、天候に恵まれ意外と早く完了したそうです。

塗装が完了しました。

ペグの取り付けです。GOTOHのゴールドのペグに赤ボタンです。安定したチューニングができる信頼性の高いペグですね。この辺りの細かなオーダーも聞いてもらえます。

サドルの製作です。ナットと同じエボニーです。
ワックスで光沢が出ていますね。ナットも手作業で切り出すんですね。職人技が光ります。

フィンガーボードにもワックスが塗られました。
FARADAYの蜜蝋ワックスですね。自然由来の原材料だけを使ったオーガニックなワックスです。

最後にラベルが貼られて完成です。
シリアルナンバーは538です。
538本目のミツレレがここに誕生しました。

さて、どんな音がなるのでしょうか?
お迎えするのが楽しみです。
オーダーしたときの想像を遥かに超える美しいウクレレとなりました。

完成までの工程を写真に撮って送ってくださった三井 達也さんには、本当に感謝です。

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