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オフグリッドシステムは五万円ぐらいで作れる!?

こんにちは、週末オフグリッドの人、ゆきちゃんです。
私たち家族は、平日は都会で働き、週末だけ伊豆の電気のないオフグリッドの家に通って、ソーラーパネルのみの自家発電で暮らしています。

ソーラーパネルで電気の自給って、ハードル高そう。
設備投資費がかかって、かえってお高いのでは?そう思う方も多いかもしれません。なので、うちの家がどうやって電気の自給システムを作っているか、少し解説したいと思います!

超簡単オフグリッドシステム構築

  1. Amazonで20000円のキャンプ用バッテリーを2つ買います。

  2. Amazonで10000円ソーラーパネルを買います。

  3. 庭にソーラーパネルを置きます。

  4. mc4のソーラー用のケーブルで繋ぎます。

ホムセンのエレクターで組んだ上に載せた。庭に直置きじゃオラ!

うちが買ったキャンプ用のバッテリーはもう絶盤っぽいですが、まあソーラーパネルと繋げるならなんでも良いと思います。バッテリーを2つ買っておくと、一つを充電してる間に、一つ使うことができるので便利です。

どうやって切り替えてるのかって?

手動でケーブルを抜き差ししてるだけですよ!!!😅

ソーラーパネルを屋根に乗せる必要もありません。なぜなら、これなら工事が要らないからです。屋根工事をするのは素人には敷居が高く、雨漏りの原因になるのでやめておきましょう。

なお、こういう電気の工事をするのに電気工事士の資格はいるの?と疑問に思うかもしれませんが、mc4コネクタでソーラパネルと蓄電池を繋ぐのは、電気工事士法では「軽微な工事」のため、不要だそうです。
電線そのものを接着したり、接続する場合は必要になるので、注意してくださいね。

なお、パネルは一万円のもの一枚で、何も不自由はありません。次にお話するような、楽しい暮らしができます。

ソーラーパネル一枚あれば毎晩映画が見れる

さて。このシステムを構築すると、どんな暮らしができるのか?
結論から言うと、スマホでゲームし放題、掃除機かけ放題、毎晩トトロとかポニョとか、映画も見放題です!!!!

オフグリッドの家は暗いので、夜に映画を見るのは最高に楽しいですよ!

オフグリッド棚の上にはプロジェクターと、スピーカー、パソコン。これで毎晩映画三昧です。
押し入れの扉を外して、スクリーンを設置。ここに映画を映す。

普段の暮らしで主に電気を食っているのは、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、ドライヤーなどの「熱を発する家電」です。
オフグリッド生活のキャンプ用バッテリーでは、こういった電圧の必要な家電は使えません。そもそも動きません。

その代わり、マキタの10.5vバッテリーで動く家電、リチウムイオンバッテリーで蓄電するスマホやパソコンなどは、自由に使えるのです。
割と、不便はしないです。

冷蔵庫がなくても、ドライヤーがなくても、案外生活はできるものです。常温でもつ乾物などを多く使うようになったり、昼の3時にお風呂に入ったり、少し生活は変わりますが、案外いけますよ。

電気はタダ。晴れたら湯水のごとく使いまくれ!

キャンプ用バッテリーに充電をすることで、簡単にオフグリッドができて、かつ、案外快適に暮らせるとお話しました。
その秘訣は、電動工具のマキタや、スマホなどリチウムイオンバッテリーを内蔵する機器への充電です。

キャンプ用バッテリーとマキタの充電器やモバイルバッテリーを繋ぎ、天気の良いときに一気に全てフル充電にしてしまうのです。そうすると、キャンプ用のバッテリーが保有する容量以上に電気をゲットすることができます。

普通の電気は従量課金制。常に節約が必要です。
太陽光オフグリッドだと、電気はタダ。その代わり、充電できるときに充電しておかないと、消えてしまう存在です。
使わないと消えてしまう、それなら使いまくってしまうほうが、お得なんですね!常に電気を節約しましょう、という普通の考え方とは少し違った捉え方になります。

電気への考え方が変わります。
天気がいい日はテンション大幅アップ、ボーナスタイムのような感じですね。伊豆は一年を通して雪が降らず、日照時間も長いです。なので、もしかしたら、オフグリッド生活にぴったりの場所なのかもしれません。

上がり続ける電気料金に不安を持たなくていい

電気代が上がり、毎日の生活を圧迫する。電気がないと、もしかしたら生きていけないんじゃないか?
そんな風に、感じることがあるとすれば、私からは「大丈夫」と言いたいです。

オフグリッドは資格などもいらずに、お金もそんなにかけずに簡単にできるし、電気は案外なくても楽しく生活できてしまうんです。今日からオフグリッドにしなくても、こんな風に暮らせるんだな、とか、少しでも思って貰えれば嬉しいです。

電気がないと暮らせないと思わされる、都会の生活。
少し離れてみると、電気はあくまで、生活を助けるための道具にすぎないと分かります。もしかしたら、生活の一部でもオフグリッドにしておくと、防災の面でもあまり慌てずに済むかもしれませんね。

ではでは!

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