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安いお酒でキスでもしたい

見えていない世界が心地よい。正常に見えている世界の方がリアルで気持ち悪い。絶妙に見えていないし苦労はするけど、この苦労の方が心地よい。目が悪くてもメガネを日常的にかけない理由がこれだ。正常な視力で見える世界がすごく苦手。人の表情、雰囲気全部見えているから全部気にしちゃう。人の視線とか絶対意味もないのはわかってるのに気に負ってしまう。流石に授業中はかけたりする。あと夜道とか。渋谷の夜道とか灯りが全部ぼやけて何もわからない。はっきりとした渋谷の明るさも見たくはない。でも見ないと絶対コケる。
かけるか迷うポイントはバイト中である。客の顔なんて見たくもないのでかけたところで、って思っている。が、かけないと流石に厳しい時も多々ある。困る。困っている。かけたくない。

この考えを初めて人に話してみた。
「人間嫌いすぎだろ」と返事が返ってきたとのことです。

それから本当に人見知りって自分の想像以上のものなんですよね。どうやら自分笑わないみたいで。正直結構笑ってる感覚でいた。それはマスクのせいなのか。目つきが悪すぎるせいなのか。
「アンタって笑えることあるんだね」なんて言われてしまった今日。そんな言葉が頭をぐるぐるしているのです。人から言われた何気ない一言はずっと覚えてちゃうからねー。

本音で話せる人は誰も居ないし、noteすら言えないのでずっと人生こんな調子なんだろうなとしみじみ。本音を吐けるようになっちゃうとずっと相手にお構いなく言ってしまうし制御不能になってもう何も自分でも手に負えなくなるのでそれだったら自分の気持ちはしまって行きたいです。まぁそれでもかなり失うものは多いんですけどね。現実。

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