シャイニングとノーカントリーを観た話

世間はお盆休みですね。納涼のために昨日は有名な「シャイニング」とコーエン兄弟最高傑作と名高い「ノーカントリー」を観ました。まず「シャイニング」の話をします。わたしは「時計仕掛けのオレンジ」を大学生の時に見て、意味がわからない…でもすごくきれい…でも意味がわからない………ってなってたスタンリーキューブリック監督なので、サイコホラーなら観られるかもと思って借りてきたのです。

ジャックニコルソンが斧でドアを破壊して顔を隙間から出して「お客様だよ!」っていうシーンは有名だったのですが、どこで出てくるんだよと思ってた。もう、だんだん狂っていくジャックニコルソンがマジで怖くて、執筆してた小説が全部同じ文字の羅列を見たときの妻の顔な!!!!

あと幻覚がジャックには見えてて、全裸の美女かと思ってキスしたら全裸のババアが大爆笑しながら追いかけてくるところはマジで怖かったです。笑いと恐怖の親和性がすごい。全編通してシンメトリーな画面で起こる災厄の数々が本当に怖い。息子のダニーが三輪車みたいなので屋敷をぐるぐる回るんですがこのローアングルで撮られた映像がマジで怖い。あの双子が出るたびに変な声出た。

シャイニングって超能力のことだったのね。迷路に逃げ込むシーンはマジで怖かった。優しいおじさんが見に来て斧で殺されたのやばかった。惨殺じゃないのに、不穏な音楽と間の使い方と顔芸が凄くて本当に怖い。翌朝凍死したジャックはちょっと面白かったけど…。あと母親役の演技の顔がもう恐怖でぐちゃぐちゃになってるのがまた恐ろしくて。

マジでイッちゃってる演技に鳥肌が立ちました。観たらめっちゃつかれた。四時間も昼寝しました。そのあとパートナーと豚しゃぶそうめんをやりました。夏を感じる。テレビがことごとくつまらないのでコーエン兄弟の「ノーカントリー」を観よう!ということに。

「ノーカントリー」はふかわりょう…またはスネイプ先生…に似てる殺し屋アントン・シガーが大活躍です。悪い意味で。麻薬取引の現場(全員死亡)をうっかり見ちゃったベトナム帰還兵の主人公モスがそこにあった200万ドルを持ち逃げするところから始まります。視点は保安官のトミーリージョーンズ(缶コーヒーBOSSの宇宙人ジョーンズ役の人です)で語られます。

この殺し屋アントン・シガーはマジで容赦なく殺していきます。武器は酸素ボンベ?かと思いきや家畜用銃ピストルです。コーエン兄弟の作品中最も血が流れるんですが、なんか間抜けで笑ってしまいます。全編通して本当に静か。音楽ないし、誰も怒鳴らずに進んでいくのでボーッと観られます。人はどんどん死にますが。

この家畜銃ピストル、一発で牛が死ぬ威力。酸素ボンベみたいなのに。だから銃弾も残らないし、鍵ついてるドアは開けまくり。人もこれで殺しまくり。殺し屋というか殺人鬼です。話通じません。雇い主も殺すわ、ほかの殺し屋も殺すわ、主人公死んでるのに、妻も殺すわ、もう大フィーバーです。なのに実際の銃は下手くそという。至近距離でも外します。

モスモス言ってるからモスバーガーが食べたくなりました。コーエン兄弟のいつもの終わり方どおり突然終わります。これで終わりかよ!でもハラハラしてめっちゃ面白かったし、考察読んでなるほど〜〜ってなったり。

わたしはやっぱりコーエン兄弟は「ビッグリボウスキ」が一番好きだな…。ブシェーミいないと物足りないです。今日は夜に「インセプション」を観ます。暴力セラピーは続く。

目が痛い。もう一回寝るか………

#日記 #エッセイ #夏 #適応障害 #映画 #抑うつ #不安 #パニック #お盆休み #休職

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慈雨

ノンバイナリー。過労で適応障害になったのでリハビリのために短歌を詠んだり暴力映画を観ています。

浮舟草

抑うつのことや適応障害について日記を書きます。人間はやっていく生き物。
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