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HITACHI F19エラー ビッグドラム BD-NV120F を自分で修理交換した記録

割引あり

結論:ファン交換で無事直りました。

突然ドラム式洗濯機「日立 ビッグドラム」で、
エラーF19が出てお困りの方へ。

エラーF19:冷却ファンの故障

自分のケースでは、ファン交換で無事直りました。


修理費用は高額…

「日立 ビッグドラム BD-NV120F」を購入して1年2ヶ月が経った頃、
急に妻から「なんか動かなくなった」と。
エラーを見てみると「F19」とでています。

エラーF19:冷却ファンの故障

メーカー修理保証1年が切れてわずか2ヶ月で起こったこの悲劇。
「電源プラグの抜き差しにより、
放電とリセットがされることで、
症状が改善する場合がありますのでお試しください。」
とマニュアルにはありますが、当然そんなので直るはずもなく。

メーカーの修理に出すと、
ファン交換で22000円~
基盤交換なら47000円~は必要な様子

症状
●「F19」表示(冷却ファン異常)
交換部品/想定要因 + 修理料金目安(技術料、部品代、出張料の合計)
基板用冷却ファン 22,000円~24,000円前後
メイン基板 47,000円~72,000円前後

https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/repair/drum.html

日立 修理料金の目安一覧 ドラム洗濯機(BDー**)より

「自己責任になるがファンの交換で、自分で修理出来ないか?」
そう思って四苦八苦した記録です。

ファン交換の情報が少ない!

結論から言うと自分のケースでは、ファン交換で無事直りました。

ですが、そこにたどり着くまでの情報がめっちゃ少ない!
Youtubeやgoogle検索にてブログなど調べ尽くしましたが、
どれも分解洗浄の動画や情報で、基盤自体の情報は皆無。
わずかにF19を直した!という記事も、結局基盤へのアクセスが出来ず、ファンの交換自体はできてない様子

それを元にファンを外側から回してみたりもしましたが、やはり直らない。

  1. 洗濯機の分解

  2. 基盤ケースの分解

  3. 修理交換部品の購入

  4. ファンの交換

  5. 動作確認

  6. 組み立て

F19エラーを直せた自分が、四苦八苦したそれらを全部まとめてみました。

かかった修理費用は、部品代とその送料の合計2904円のみ!
それと情報収集や試行錯誤の2週間…

ファンの対応している機種

未確認ですし、
もちろん分解・交換までの工程はそれぞれ違いますが、
冷却ファン自体は共通のものを使用している可能性が高く、
交換用ファンは、BD-NVシリーズ以外にも

  • BD-V~

  • BD-N~(今回のBD-NV120も含まれる)

  • BD-S~

  • BW-D~

に対応しているようです。
これら機種のF19エラーでお困りの方にも参考になればと思います。

自身での修理は自己責任

もちろんご自身での修理(DIY)は自己責任になります。
同じ日立 ビッグドラム BD-Nシリーズで、エラーF19と出ていても、
例えば基盤が壊れているために、ファンを交換しても直らない可能性もあります。
万が一に備えて、メーカーに修理を依頼することを、強くオススメします。
また、メーカーの保証期間内であっても、作業を行えば保証対象外にも繋がります。
自分は

  • 延長保証に未加入で

  • メーカー保証期間の1年が切れていたため

  • 有償修理になる

ので、その前に自身でなんとかならないか試してみました。

この記事を見てご自身で修理された結果や事故などは、保証や責任は負いません。
あくまで自分の場合の分解部品交換の記録として、ご覧ください。

外側分解

必要な道具

  • プラスドライバー

  • 先の細めなマイナスドライバー状の棒2つ

  • タオル

1,コンセントを外します。

コンセントを外します。

(内部の基盤ケースに「作業20分前には抜いておけ」と注意書きが貼られているため、20分以上時間をあけることを推奨します。)

2,洗濯水のホースも取り外します。

洗濯水のホースも取り外します。

水が少し出ますので、タオルをあてておくといいです。

3,外側のプラスドライバーネジを外していきます。

カバーを外し(左右に2箇所)
ネジを外します。

外側のプラスドライバーネジを外していきます。
ネジは2種類あります。
ミリネジとインチネジで、主に内部がインチ、外側がミリのようです。

カバーを外し(左右に2箇所)ネジを外します。

4,後ろに3箇所ネジがあるので外します。

後ろに3箇所

5,乾燥フィルター部分

乾燥フィルターを外す
取り外すと1箇所

6,洗剤ボックス


洗剤ボックスもあけて
スイッチを押して蓋を外し

洗剤ケースも抜き取ってどこかに置いておきましょう。
で、地味に面倒なのがこのカバー。

嫌なカバー

用意した「先の細めなマイナスドライバー状の棒2つ」で
両側から挟んで上に引き抜きましょう。

そしたらまたネジを外す。

7,操作パネル部分


上にペリッと

続いてこのカバーを外しましょう。

3箇所のネジが隠れている

出てきたネジ達を外したら

操作パネルを剥がす

操作パネルをこのあたりから剥がしましょう。

8,パネル配線


コードが繋がっていますね。

コード類も外していきましょう。
留め具部分を抑えながら引き抜くのですが、


ツメを下から押しながら抜く

右のはコツがいるかも。

*メンテナンス用のサービスポート
未分解でも外部から接続して、メンテナンスできるようにするポートだと推測しています。

この部分をマイナスドライバーで抑え


片方ずつ外しましょう。

青いのもネジを外します。(インチネジ)

パネルと本体を繋いでる部分

9,上のカバーが外せます。

ここまでやれば上のカバーが外せます。

このあたりから引きはがす感じで。


力はいりません。剥がれないならネジを確認。

ここまではYoutubeでも見かけるかも

ここまではYoutubeでもまぁまぁ見かけるかも知れません。
ここからが自分で試行錯誤して苦労した所です。
ですのでこれからは有料とさせて頂ければと思います。

私は情報収集と、試行錯誤で2週間ほど掛かりましたが、
この記事を参考にして頂ければ1日で出来るのかな?と思います。
この記事があなたの時短と節約になれば幸いです。

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