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人生で初めて撃った銃がショットガンだった話

日本では〈銃砲刀剣類所持等取締法〉によって、厳しく取り締まわれているので、実弾入りの銃砲を使用した人に会うとしたら、仕事や趣味で取り扱っている人だけでしょう。
そんな一般人でも体験できるのが射撃場です。
ハタチか21の時、専門学校の友人とタイ旅行に行った際に射撃体験をしました。
正直細かく覚えていないんですが、銃を撃った時の衝撃と感覚が強烈に残っているので残しておこうと思います。

どこの射撃場だったか薄い記憶でネット検索した結果、youtubeで射撃体験の様子が上がっているのを見ると、KBB Shootingという所かもしれません。
天気が良く屋外で太陽光を浴びながら撃った記憶があります。
何種類か銃があり、友人は38口径、私は一番大きいショットガンを選びました。
レクチャーを受けていざ本番。
衝撃に備えるようにはしていましたが想像以上の衝撃を右肩に受けました。
例えるなら、結構な力で肩を掌で押された感じ。5cm位離れたとこから思い切りドンっ!と押された感じです。
38口径と違い、弾数が少ないので友人より早く終わってしまったんですが、スタッフが近くで見守っていて、防弾チョッキとか着てないんですよね。こんな殺人兵器を、狂った奴が観光客を装って来て、ここで事件を起こしたとして、狙われたらひとたまりもないんじゃないか?ここのスタッフすごいな。と、一瞬映画のようなシーンが頭に浮かんで怖いなと思いました。

エンターテインメントとしてはとってもとってもエキサイティングで良かったです。今でもまた経験したいと思います。
でも、やっぱり殺傷能力の高い武器でなので、怖ろしいなという気持ちが常にあります。
ゲームや映画では撃たれても実際には死にませんし、自分が撃った感覚なんてないです。でも実弾を撃つと五感で理解できるんです。
射撃場の場所すらしっかり覚えてないのに撃った時の感覚は一生覚えていると思う。ピストルだったら違ったのかな?違う衝撃はあったでしょうね。
人は慣れるので、例えば医療従事者は人の死に慣れるから、新人の時ほど心は動揺しなくなると言います。でも病や寿命で死ぬのとはわけが違う。人の命を奪ってしまう道具で、奪ってしまうのに慣れてしまうなんて。そんな悲しい人生が生まれた時期、場所で決まってしまうとしたら、(危険な国や地域は世界中にある)私は狂うだろうと簡単に想像できました。

そんな事を考えさせてくれたタイですが、他にもいろんな経験ができたいい思い出です。
虫食べたり、象見たり、ワニ見たり、世界遺産見たり、トゥクトゥクドラバーに怒ったり、ピピ島に向かう船の上で日焼けしたら、数時間で水膨れの
大やけど状態になったり、大やけどで眠れない上にホテルの隣の部屋に変なカップルいたり。
ほんと、また行きたい国です。
I love THAILAND.

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