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ひきこもり、がんばれない

私は中高年ひきこもりだけど、就労支援にも作業所にも通ってない。ネットのお友達で、就労支援からちゃんとした職業に就いた人、疲れても毎日がんばって作業所に通っている人を見ると恥ずかしい気持ちでいっぱいになる。

言い訳だけど、私は体力がない。椅子に座っているのも2時間ほどが限界。友達がどこから会いに来てくれても、喫茶店で2時間話してたら疲れ切ってしまって、名所案内もできないのでこれも情けない。

ひきこもりのきっかけは大きな病気だったし、その後も何回も入院するような病気にかかった。そのたびに身体が削られていくようなダメージを受けた。

でもダメージを受けたって被害者のようにネガティブになっていても仕方がない。個性によっては、粘り強く体力を回復させてできることをする人もいると思う。

私は要するに、世間で言うところの根性がないんだろうな。その辺は親からしつこく言われるけど、作業所や、あるいはひきこもりの集まれる場所に行って、そこでくたびれ果てることを考えるとどうしてもやる気がわかない。

ひきこもりの正しいゴールは何なんだろう。お金が稼げる職業に就くことか、ボランティアでもいいから人の役に立つことか。ボランティア…不器用にしかできずに、あっという間に疲れて横になりたがる私しか見えない。

ずいぶんネガティブなことを書いたけど、それは私の思う、世の中のひきこもり支援についてで、私には私にやれることが…多分何かあるんじゃないかなと思う。それは、動かしたり体を動かしたりすることじゃないかもしれないけれど。

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