見出し画像

栞のこと

栞がすきです。本に挟む栞。

小さい頃から今まで、観光地の旅館のお土産屋さんにかつて売っていた、ファンシー絵柄のエンボス加工の栞セット、大好きです。あの二頭身くらいの女の子の書いてあるファンシーセット、いまはヤフオクで5000円スタートが普通です。ご存知でしたか?

最近、紙の本が電子書籍と共存するようになってから、紙の本を読むときのアイテムにより凝りたくなりました。栞って専門店もありそうだけどとりあえずアマゾン楽天で何か探してみて…

パッとショップで目を惹いた、極薄スチール製のは、いま一つ使えませんでした。挟むだけだから、どこまで読んだかの印になれば栞としての役目は果たすので、どんな素材でもいいはずだけど、やはり金属じゃダメで…

鋭くないカッターみたい、とでもいえばいいか。文庫本などの薄い紙に挟むと、力加減で紙が破けてしまいそうです。スチールだから隅々まで細かい切り絵風に加工可能ですごくお洒落なんですけどね。でもデザインで尖った部分があると、ほんとに紙を切ってしまいそうでした。

結局アマゾンで買った30枚組くらいの柔らかい…ちょっと分厚目の、でも手触りの良い紙のを使ってます。えーとクラフト紙? 形は味気ない「長方形の紙」でも、アリスデザインでかわいいんですよー。シンプルイズベストでした。

昔は普通の紙に押し花を貼り付けて特製自分の栞をつくってたなあ、とか。高校の学園祭で生物部が、葉っぱを葉脈だけにして色を付けた栞を売ってたなあ、とか。本が好きだっただけに、栞のことを色々思い出します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?