白血病と言えば骨髄移植。骨髄移植と言えば骨髄バンク。でも結局骨髄移植が何なのか当事者にならないとわからないところがあると思います。

骨髄バンク登録の説明はともかく、骨髄が適合すると言うこともともかく、白血病患者にとっての骨髄移植当日のことを話そうかなっと思います。

骨を切って骨髄を出して新しい骨髄を注入……と言うのは私が今考えた大嘘です。

骨髄と言うよりも病んでしまった自分の造血細胞を正しい血液を作るための他人の細胞と入れ替える。

そのやり方は輸血に似ています。見た感じは点滴です。そばに機械はあるけど、ただの点滴。骨髄移植が行われるその瞬間は、患者さんはベッドに寝ていて管から薄い色の液がポタポタと普通に点滴されて行きます。

最も骨髄移植の瞬間はそんな風に穏やかなのですが、骨髄バンクに登録していて白血病の患者さんと白血球型が一致した場合、骨髄バンクに登録していた人は相当痛い施術をされます。

その施術の内容は次回にでも。私自身白血病患者として、検査のために同じ処置を経験したので……