耳が聞こえないのに英語テスト(for VISA)

イギリスのビザのブログは度々色んな方が確認されているかと思われます。私はフィアンセビザでイギリス入りをし、今回で三回目の更新となります。(日本で籍を入れ、イギリスに来られた方は二回目のビザ更新となります)

どんだけ金掛かるのよー!!!と心の悲鳴!!!

現在、2021年です。私は2020年11月にコロナに感染し後遺症が出た事で左耳に強い耳鳴りがあり、現在も完治していない状況。その為、今回のビザ更新は非常に大変な想いをしました。

私達永住組はビザ更新の際、毎回英語テストを受けないといけない訳です。それがリスニングとスピーキングの二つが大事な訳なので、耳が聞こえなければリスニングなど出来やしません。特に高音が拾えない状況になってしまった為に後遺症が始まってから口元を見て拾えない高音を推測するトレーニングを始めた。

英語力を高める目的と友達を増やす目的で英語学校が無料な為通っているのであるが、そこではC1レベルなのである程度は英語が出来る筈なのですが、簡単な英語テストでさえ恐ろしく感じた訳です。念の為、IELTSとGESEの二つを受けました。

そこでハッキリした事を書いていきます。

IELTS;
ここの電話オペレーターは最悪でした。テストを受ける前に「コロナの後遺症で耳鳴りが酷く女性の高い声が拾えません、パートナーは男性でお願い出来ませんか?」とお願いした。また、CDのリスニングのテストは毎回意味が分かりませんが必ず甲高い声の女性が登場してくる訳です。現地であの様な英語を話す人を見た事がない英語です。なのでオペレーターへ「あのリスニングに登場してくる女性の声は全く後遺症で拾えない為、そんな時はどうしたら良い?」と聞いたら、テストを止めて再度申込みをして下さいと言われた。ただし、アイエルツは予約を取るにも時間が掛かる。コロナの状況もあり、近くの試験会場はクローズしていた。

実際テストへ行ってみると、パートナーは女性でアラビック系の訛りが酷くリスニングもギリギリ聞こえたくらい。それで、コロナの影響もある為マスク着用で間にはボードがある。耳に問題がある者へ配慮は一切ありませんでした。

ギリギリ合格はしましたけど、不満が残ります。

GESE;
イギリスに在住目的の方はこちらの試験を受ける事を絶対にお勧めします。事前に女性の甲高い声が拾えない事を伝えたところ、試験官と対話型のテストなので「では、男性の試験官にしますね」と言われ、完全ネイティブの綺麗な発音で質問をしてくれる為、他国の訛りを得意としない方でも容易に理解をする事が出来ます。

コロナの状況もあり、完全にオンラインのテストでした。タブレットで会話。なのでマスクをお互い着用しなくて良い為に口元から音の推測が出来た。

予約もし易いですし、翌日にはメールで暫定結果が届きます。こんな感じです↓
Congratulations, you have passed your Graded Examination in Spoken English. Your certificate will usually be sent within 7 days after the test date.

B1レベルのスピーキングとリスニングテストでしたが、耳に問題があってもこちらのテストは全く問題がありません。

もし、テストに落ちたとしても直ぐに結果が分かり、予約も簡単ですし料金もIELTSと同じな為お勧めです。

それにしても、双方のコロナ対策とセキュリティは完璧である。私は間違ってジーパンを着用し会場へ行ってしまったのだが、全てのポケットの中を見せなければならない。。ジーンズどれだけ大小含めポケットがあるのよ!

ビザホームオフィスやIELTS;
本当に問い合わせでまともな情報はもらえませんでした。電話口のオペレーターには無理なのですが、実際のところ私の様な後遺症があればビザの種類が変えられます。更にIELTSだって特別対応があるらしいです。窓口対応は簡単に「それでは〇〇して下さい」と言うが、全く違う事実と違う事が多く当てになりません。今回は、医師がクレームを入れてくれた事で判明しました。
日本にも同じ様な問題が多くありますが、ここでも同じ。オペレーターの見解は少しイレギュラーな質問をすると、まともな見解なんて貰えません。

日本で受けるIELTSとイギリス本国で受けるIELTSのレベルが違い過ぎる件;
こちらにいる方の英語テストレベルがコロナでドアが開いていたので受験者の会話内容を聞く事が出来た。YouTubeでオフィシャルの動画が上がっているスピーキングのレベル。皆んなの合否結果を聞いて決定的に違うのが、本国受験と日本受験だと全く違う。多分日本でA2であればイギリスで同等レベルを取得するにはB1レベル。日本でB1であればイギリスではB2。

ここまでレベルが乖離してしまう意味が分からないのだが、私の日本人友人でオフィシャルが出している動画を見て安心しスピーキングを伸ばさなかった方が3回もテストに落ちている。

日本でアカデミックのIELTSを一度受けた事があるので理解が出来ますが、本国で受けると多分スピーキングは9点満点中で1-0.5ポイントは下げられるのが妥当かなと感じます。日本でIELTSスピーキングを7.5を取った方の発音や表現を聞いていてもイギリスではそのポイントは貰えません。

コロナの状況が終わったら試してみたい事があるのだが、イギリスでIELTSテストを受け、日本へ直行し日本でIELTSの試験をしてみるとどの様なポイントの差が出るのか?

少し、ここ数ヶ月不安が付き纏っておって変な事を書く事が増えました。

申し訳ござらぬ。

後にイギリスに住む方へ情報を残せる様に記事にしました。状況も状況ですので以後変わるかと思いますが、これは私自身が経験した事でした。

永住権を取ってしまえばこちらの社会福祉に甘えられる面もあるかもしれませんが、永住権がない者はそれまでの道のりは厳しいですね。耳の調子が悪くなって初めて理解した事も多いです。

それでは皆様、絶好調な一日をお過ごし下さい。
変な記事を読んで下さってありがとうございます。


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