金曜日。有休を取り子供を保育園に預けて夫婦2人で貸切露天風呂付の温泉へ行ってきた。年末以来約3か月ぶりの2人デートである。
温泉へ着いて個室に案内してもらう。今回は宿泊に使う個室部屋を日帰り利用させてもらった。部屋の窓から見える貸し切り露天風呂と愛知川の景色が何とも言えない。

軽く風呂に入り、瓶ビールを開ける。部屋食を楽しみながらのんびりと話す。のんびりと話せる、とてもいい。
息子氏と一緒であれば「何食べる？良く食べるね！食べ終わるまで座ってて！」と終始落ち着くことなどできない。息子氏とご飯を食べるときはすべてが制御不能だ。それを受け入れて子供を作ったのかもしれないけれど、たまにある予測可能で制御可能な夫婦2人のご飯はとてもいい。

夫婦だけで話しても、結局は息子氏の話をしている。だけど話す内容のスパンが異なる気がしている。余裕がない時は今日の今の話がメインとなるけれど、余裕があるときは明日以降のいつかの話がメインになる。2人目はどうしようか、将来はどこに住みたいか。
子供を預けて夫婦でデートに行くのが、後ろめたくなくむしろ理想的なアクションとして捉えられる世の中になればよいと思う。