IPOへの苦難の道 ~9~

-みんなでワシャワシャ-

IPO関係者って結構多いですよね〜。

会社の役員、管理部門の担当者、現場の方
主幹事証券会社の引受担当者、審査担当者
監査法人
印刷会社
場合によってはファンド
そして我々コンサルティング会社
などなど

IPOの準備が進んでいくと、この上記の関係者が徐々に増えていくわけです。

IPOの準備が進むというのは非常に喜ばしいことで、関係者も増えてくるのは嬉しいことでもあるんですが、反面、これによる弊害も生じます。

それはなにかというと、、

それぞれの関係者の言ってることが全然違う。

その関係者たちが皆ワシャワシャし出すので、担当者が振り回され、通常の1.5倍くらいの手間が増えるという恐ろしい事態が生じます。実際に何件か目の当たりにしたことがあります。
し、僕も振り回されたことがあります。

では、誰に従えばいいかと言うと、

基本は主幹事証券の引受担当者に従ってください。

ただし、これまた全部を信じるのはあまりオススメしないです。
引受担当者だってやっぱり人間。間違うことは当然あるんです。

たまに、「ほんまか?それ?」と思うようなことを言われることもあります。
案の定、こちら側からきちんと確認すると間違っていたというケースもあります。
もちろん僕らも間違うときもあります 笑

ということで、IPOを進めるに当たって「ん?」と感じることがあれば言ってあげてください。それがお互いのためになるので。

あとは、誰でもいいです、引受担当者でも監査法人でもコンサルでもネットで見つけた相談相手でも、
この人が言ってることなら信じれるという人を見つけてください。
やってく中で良いパートナーとなり、きっと手助けしてくれます。

所属
合同会社UKTGコンサルティング
https://uktg.co.jp/trust/

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