マガジンのカバー画像

日々

8
運営しているクリエイター

記事一覧

プログラミングが必修化された小学生が成人する頃には多くの人々にとって"プログラミング"そのものが消失しているだろう

物理的距離の再認

1. そこに生活がある、そこに営みがある、そこに街がある

2. コミュニティが自然に形成される"不便さ"は重要だ

3. 過去を探すことは未来を探すことのように楽しい

4. 完璧なまでに合理化され、画一化された都市に文化はあるだろうか

5. 情報があっという間に伝達される社会であるからこそ、物理的距離が果たす役割を考える必要があるだろう

6. 例えばコロナ禍によって大学に行けなかった学生に

もっとみる

パンパン

決まって朝は
お布団を叩く音

長い棒でトントンと

でも
パンパンって時もある
パンパンって時はお日様が
とっても素敵

リンリンリン

駆ける
代行タクシー

ベロベロ載せて
リンリンリン

ここですか
リンリンリン
そこですか
リンリンリン

ベロベロ載せて
リンリンリン

髪を切ってみよう

髪を切ってみよう
その先に髪が
先へ先へ
粘るハサミ
擦りつく
あわあわ
手の二重構造が
サマリーの端に
あわあわ
突拍子もなく


オーケー

プラットホーム

好き
好き
好き
好き
好き
好き
好き
好き
プラットホームに浮かぶ声
好き
好き
好き

癒し

私が癒すとき
私が癒されるとき
不思議な空が私を包み
何もないはずの世界から
1本の鉛筆が飛び出して
1枚の紙が飛び出して
わらわらと何かを描く
何を書いているんだろう
そんな時間が優雅に過ぎて

洋食屋

寂れた洋食屋に来た

マスターは1人
タバコをふかし
音の幽かなラジオを聴く

「何にしますか」

私が使い尽くした木のカウンターに腰掛けると

磨かれた銀食器の上から
薄汚れたメニューを渡す

「ハンバーグで」