AIの限界(1)





1. 鉛筆を持って、例えば下記の文字列
[jp@n'dwgbtU@tndmx.'qj)"gb]
を記し、「あいうえお」と解釈する。そのあとすぐに
[jp@n'dwgbtU@tndmx.'qj)"gb]
を「さしすせそ」と解釈する。またそのあとすぐに解釈を変える。この解釈の変更をランダム性を保って繰り返し続けると、AIは下記の文字列
[jp@n'dwgbtU@tndmx.'qj)"gb]
をどう認識すべきかわからなくなる。パターン認識において、全ての起こりうる認識結果の確率が一様になる空間では、そもそもパターンがその役割を果たさない。

2. AIが認識し得ないことを私たちは認識できるだろうか。逆に、私たちが認識し得ないことをAIは認識できるだろうか。




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