あいちトリエンナーレの件は表現の自由と公共の福祉という、古くから議論されてきた倫理的課題である。イデアリズムは表現の自由を支持し、リアリズムは公共の福祉を支持する。人間のコミュティ形成上はどちらも重要であるが、その対峙の先にはそういった先鋭的な倫理的課題がある。

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