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フォーミュラEがお台場にやってくる

どうも、ウクモリ ヒロオです。

バブル最盛期の夜。大学生だった私がたまたまテレビをつけて思わず魅了されてしまったのが、アイルトン・セナやナイジェル・マンセルが活躍していた時期のF1選手権でした。当時は、空力という言葉もなかった時代でしたが、レイトンハウスのエイドリアン・ニューウェイという鬼才エンジニアが、非力なマシンで成果を出しつつあり、マシンコンセプトが大きく変わろうとしていました。また、ティレルでデビューしたてのジャン・アレジが、アメリカ・フェニックスの市街地コースで、アイルトン・セナとまさかのトップ争いをしていた時の興奮は、30年以上経っても忘れることが出来ません。

あの頃は予備予選もあり、本選に出られない弱小チームが大勢いました。それはそれで魅力的に映り、予備予選で走行すらままならなかったコローニ、フォンドメタルといったチーム名は今でも心に刻まれています。書いていて、とても懐かしいです(笑)

さて、あれから時が経ち、フォーミュラカーレースの人気が復活の兆しを見せています。特にF1選手権の米国での人気は驚くべきもので、今ではインディをしのぐ勢いでファンを増やし続けています。そんな中、いよいよ日本でも新たな動きが見られるようになりました。

昨日、FIA国際自動車連盟から発表された来年度のフォーミュラEの暫定カレンダー。なんと東京が加わったそうです。積極的に誘致していたのは知っていましたが、まさかお台場を中心とした市街地コースで、実際にレースが行わられることになるとは思ってもみませんでした。

ひと昔前、横浜のみなとみらい地区にF1を誘致しようという話題が盛り上がった時期がありました。一時期は日本で2レース(岡山でアジアパシフィックGPを開催)やっていた時期もあっただけに期待していました。が、バブルが弾けた瞬間から噂は聞こえなくなり、公道レースの開催は厳しいんだろうなという想いだけが残りました。ただ、WRCが国内で開催されているように、ハードルは高くとも開催が不可能ではない状況下だったからこそ、今回の発表はとても嬉しいです。

フォーミュラEとしても、オリンピックも開催した利便性の良いお台場で開催出来ることは、とてもメリットが多いように感じています。数日間のためにどれだけ設営や規制が必要になるのかが分かりませんが、元々F1に理解がある日本でレースが開催出来る訳ですから、ファン獲得に向けて様々な動きがあるかと思います。F1の盛り上がりに対し、フォーミュラEは少しトーンダウンしていただけに、どんなプロモーションを打ってくるのかが気になるところです。

まだ、チケット代も発表になっていない段階なので、ぬか喜びにならなければ良いなとと思いますが、私自身は来年3月のお台場、行く気満々でいます。今は、暫定カレンダーが、暫定のまま終わらないことだけを祈るばかりです。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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