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一ノ酉の到来で思うこと

どうも、ウクモリ ヒロオです。

1年経つのが早く感じる今日この頃、毎年この時期になると冬の到来を感じると共に、あっという間の365日だったな・・・そんなことを思い始めます。残り2か月も悔いが無いように、駆け抜けたい。今はそんな想いでいっぱいです。

ところで今日は一ノ酉です。浅草の酉の市は、通い始めて10年以上経過していて、私にとってはすっかりと恒例行事のひとつになりました。台東区の若手経営者の方々と、経営について学んでいたのが2006年ごろ。あの時に台東区の皆さんに企画していただいた工房巡りで訪れたのが、宝船熊手で有名なよし田さんでした。工房で手間暇かけて作られている熊手を見た時、何か運命めいたものを感じたのを今でも覚えています。

その年の酉の市、初めて宝船熊手を分けていただいたあの日を決して忘れません。よし田の皆さんが1年間、全身全霊で命が吹き込んだ宝船熊手を手にしながら、なぜだかカラダが温かくなるのを感じていました。今だから言えますが、あの当時は仲間内では笑顔でいたものの、後継者として一番苦悩していた時期。何をやっても上手くいかず、挫けそうになっていました。そんな状況だったからこそ、宝船熊手との出会った時、熊手がキラキラと輝いていました。

あれから幾度となく大鷲神社へと足を運びました。家族で行ったり、社員と行ったり・・・ここ最近は状況を考えて少人数で行くようにしていますが、途切れることなく通い続けています。そして、ありがたいことに宝船熊手を分けていただくたびに、さまざまなことが前進するようになりました。

もしかしたら、本当の意味でご縁を大切にするようになったのは、この時からかもしれないな…そんなことを思います。なぜならば、これだけ長い間一度も欠かさずに一ノ酉に行けているのは、単にスケジュール調整すれば良いというものではないからです。

この想いは今、私にとっての恒例行事…例えばロボコンや国際ロボット展といったものから、創業者への業績報告(墓参り)などといったものまで、私の行動の細部に浸透しつつあります。やらない理由さえ作らなければ、何事も成し遂げられる…だからこそ、良縁でも恵まれるようになりました。

ご縁が深くなった方もいますが、最近は台東区の経営者の方々の多くとは少し疎遠になりました。あの当時、越境してまで通っていた経営者向けのセミナー。私はそこで学んだことを、特に基礎の部分を大切にしながら生きています。だからこそ、疎遠にはなったものの、あの時一緒に学んだメンバーには感謝しています。

あと数時間後には、新たな熊手を手にしながら、気持ちを新たにしている自分がいるんだろうな…そんなことを思いつつ、移動中の車内でこれを書き上げています。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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