フォーゴットンアン体験版やってみた

日本語版が出てからやろうと思ってSteamのカートに積んでたんですがswitchにも来てたので体験版だけプレイしました。演出とても良かったので本編購入予定です。

⚫️ゲームでアニメを操作するってやつの最先端
”まるでアニメを操作する新しい操作感!”ってな感じのコンセプトのゲームは過去いくつかありました
パッと出てこないけどトキトワ(時と永遠)とか、古くはやるドラシリーズとか(ほんとに古い)?
で、こういうタイプの宣伝文句でワクワクする人だと、この手の触れ込みからどうしてもフルアニメーションを想像しがちで、残念ながら想像ほどじゃなかったなって経験があったりなかったりします(関係ないけどサンパギータは名作)。
そういった系譜の中でもフォーゴットンアンは突出したクオリティで正統後継作な印象。アクションからアクションへの繋がりがとても自然。かつ、プレイアブルシーンから演出ムービーへのシームレスな移行動きの粗という粗が見当たらないです。

⚫️演出は劇場版アニメ的
特筆すべき点としては、演出面、特にカメラワークが洗練されている印象です。構図も凝っていて、操作中は書割り主体なのですが、ムービーに切り替わるタイミングではダイナミックなカメラワークに切り替わます。それが自然に移行するので没入感かなりあります。
タイトルロゴが出るタイミングなんかとてもシネマチック↓

かっこいい。しかもプレイアブル(自分で走ってる)。

⚫️世界観とかストーリーとか
世界観はフォゴットリングと呼ばれるモノに宿った付喪神みたいな生き物(?)が存在する世界を師と共に管理している執行官のアンという少女が主人公です。
アンのキャラクター自体は芯がしっかりしていて魅力的ですが、世界観が割と謎だらけな上、専門用語が開幕ガンガン出てくるので入り込むのに若干戸惑うかも。後述する操作感の難と共に最初にふるい落とされる人が居そうなのがちょっと勿体無いですね。でも演出がイケてるので面白そうな雰囲気はびしびし伝わってきます。

--そういえばモノに魂が宿る設定とか書き割りアニメ構図とかゴーストトリックを彷彿としますね。あっちはストーリー・パズル面共に高水準の素晴らしいゲームでしたが、最初のシーンでゲーム世界に放り込まれる感じの印象は近いものがあるかもしれない。ただ導入は時間を掛けて丁寧にやるのでこちらは万人におすすめです。ストーリーは割と泣けるし。犬好きはやるべき。今ならアプリ版が手軽で安くておすすめです--

⚫️操作性とアクションのクセ
各アクションのレスポンスが若干もっさりしていて動きはちょっとクセあり。ジャンプの放物線とかぶら下がりが頻出したりとかプリンスオブペルシャとかアンチャーテッドっぽいと言えば伝わりますかね。操作は複雑じゃないですが最初はちょっと戸惑うかも。

⚫️おすすめしたい人
ジャンル的にはパズルアクションですが、雰囲気ゲー・世界観を楽しみたい人にはおすすめしたい。
パズルはストーリーのスパイスという印象なのでアニメを動かす体験をしたい雰囲気ゲーを探しているという方向けだと思います。
ちょっとしっとりした空気感の世界観を探してる人にはピッタリかと。

⚫️本編買います
配信媒体はSteam・PS4・XBox・Switchとマルチ展開されてるので手に入りやすいものを選べます。
価格的にはSteamが1番安いです(Switchのセールが1番安かったけど終わっちゃいました)。
日本語版も導入済みなので安心してストーリーも追えそうです。結構ややこしそうなストーリーなのでよかった。

書割り雰囲気パズルゲーと言えばTHE MISSING -J.J.マクフィールドと追憶島-も気になってるんでこっちもやりたいですね。ちょっとグロそうだけど。

以上です。

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