週に1回、サッカー教室に通っていて「俺、すばしっこく走れる」と自称するヨーヨー、幼児から男児へ脱皮中の、4月7か月。
品川区界隈の新人類たち(保育園児)のあいだでは「おれ」という一人称、しかも聞きなれた標準語の「おれ」ではなく、イントネーションを「お」のほうにつけて言うのが流行ってるようだ。(なんの影響?!)
そのヨーヨーが、何だか忘れたけどちょっとしたことでわたしに怒られたある日の夕方に、悲し気な顔をして言うに、
「俺、怒られたときは、まるぐんにしかサッカーできないんだ」
・・・ん?なんだって?!
「まるぐんにしかサッカーできない。」
何度か聞き返してようやくわかったのだが、
「抜群にサッカーがうまい」の、「抜群」のバツ、❌の反対といえば⭕、だからすごく調子が良いことがバツグンなら、逆にマルグンといえば調子がイマイチなことになるはず、と考えたようで。つまり訳すると、怒られたら調子が出ないんだということを言いたかったらしい。
さすが、「おしり探偵」のファンなだけあって、IQ=1104*(アイキューはいいおしり)的な迷推理である。
*テーマソングの歌詞。Netflixで見せてるうちに、不覚にも、ソラで歌えるようになってしまった。
ちょっとカッコつけて「おれ」ていうところからしてツッコミどころ満載なんだが、普段から、子供のこの手の真剣な勘違いに際しては、笑わずに、正しい情報を分かりやすく提供することを心がけている。
が、しかし今回は、「抜群のバツ」と、「ペケのバツ」の違いを解説するのがけっこう難しくて、なぜか、一休さんの「この橋渡っちゃいけません~♬」を歌うところまでいってしまった。
ちょっと、母ちゃんも、笑わないように必死になりすぎて様子がおかしくなっていたかもしれない。
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