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自分のパターンを壊す

私は運動神経が悪い。特に「踊る」ことに対する苦手意識は根深い。

3歳ではじめた日本舞踊はすぐに破門になり(他のお師匠さんのところ行ってくださいっ!)、小中高の運動会の集合演技では振り付け担当に匙を投げられ(まきちゃんだけ、何か違う…)、上京してから時の流行に乗ってクラブとかサルサに行っても、飲んで喋る専門でした、みたいな。

これまでの人生を振り返ると、一時的にいろいろ体を動かすことを試す時期もあった。ジム通い、ヨガ、コアリズム、ビリーのブートキャンプとか。しかし、いずれも続いていない理由を考えてみると、結局「型」をやるだけでは飽きるからなのだ。(効果が良く分かんないというものもあったし)

ヨガだけは、最初キリマンジャロに登頂するためにスクールに通い、最後は産前産後の体作りのために相当真面目にやった。しかし、本丸のイベントが終わるとぴたっとやらなくなったので、それ自体が好きでもないわけだ。

今回、ファスティングをやってみて、目論見通り体重を落とせたし、食習慣を立て直す良い機会にはなったけれど、友人のかなえさんの言う通り「ファスティングは、ただぞうきんをギュッと絞るようなもの」だと実感した。それだけを続けても、本当に手に入れたい脚線美には届かない。

綺麗な筋肉をつけて、機能的な身体で生きていきたい。代謝を上げて冷え性と浮腫みとサヨナラしたい。そのためには、一過性のものでない、何かずっと続けられることを見つけなければならない、つまり、登山のようにそれ自体を楽しいと思えて、追及に終わりのないものでなければならない。

そこに、脚線美の友人が「踊ろう!呼吸とイメージから入る踊りがあるよ。リズム感は関係ない。」と言うので、とりあえず体験してみようと思った。

それで体験に行ってみたら、やったことがないぶん、想像を絶するかんじで…なんと、自分でも意外なことに、続ける気になった。

なぜって、先生のChieさんが、とにかく教え上手の褒め上手なので、レッスン中、自分が超絶ギコいことを忘れることができたのだ。

更に、他の生徒のレベルが高すぎて、むしろ、自分が変な動きをしても迷惑にもならない次元だわと、開き直ることができた。(誘ってくれた友人はティーンの時からずっとフラメンコを踊っているセミプロだし、もう一人の生徒さんはプロのポールダンサーだった!)

そして、なにより、楽しかった!

確かにイメージと呼吸から入る踊りで、腰を落としてゆっくりと動くので、相当な活動量。体のあちこち、特に鍛えたい下半身周りでいろんな筋肉が「キャー!」と言うので(おやっ、あなたそんなところにいたのね)という気付きが。これは効く!!

そして、言わてることがちっとも出来ない。でも「最初はみんなそう。続けていたら時間はかかるけど絶対出来るようになるよ」と言われたら、できるようになりたいじゃないの。そしてその頃には、体も劇的に変わっているだろうと信じられるじゃないの!!!

というわけで、自分には一生縁がないと思っていた「踊る」を始めることにした。Break the pattern 。確かに、自分が手に入れたことのないモノ(筋肉)を掴みにかかるなら、今までと違うことするしかないよね。行くまではどうかなと思っていたけど、続けると決意してから、肚落ちしている。

その踊りというのはこちら、バリアージ

先生のChieさんは、実は凄いダンサー。その世界に疎くて、マイケル・ジャクソンくらい突き抜けていないと反応しないわたしの鈍感アンテナが「はあ~っ!」てなる。つまり、私にはその凄さを語る語彙がないので、興味を持たれた方は、Chieさんの歩みについてこちらの文章をお読みください。

10月に、渋谷から30分で行けるホールで今までの集大成の講演をするということなので、これは見に行かなきゃと思って私もコレクトしました。クラファンしなくてもチケットだけなら4000円~、こちらのサイトで買えます。

写真で見るChieさんは、「こんな方に習いに行くなんて相当な素養がないとだめなんじゃないか」と気後れしてしまうような雰囲気だけど、前述の通りとても教えるのが上手で、初心者でもしっかりサポートしてくれる素敵な先生。体験レッスンは、驚きの1,100円@原宿駅前。

ご興味のある方は、是非ご一緒に!

他が上手な中で、場違いに下手くそな受講生がいたら、それが私です。

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