何により生かされるか

最近の仕事でシミジミつくづく思うことがあり、日々の雑事にかまけて流れて行ってしまう前に、言語化しておきたい。

2000年から2016年までの企業人生において、わたしは「上司運」が非常によかった。企業勤め時代の直属の上司を累計すると、3社で20人ほどに上るのだけれど、その中で五指に余るくらい、「あなたにご指南いただいて磨いたスキルやスタンスが、今、独立して仕事を受けられることに直結しています」と感謝を述べたい方がいる。

累計数の異常な多さは、Before iPod時代のAppleが災いしている。なかには3か月持たなかった人も数名いたりする。

それらの学びは、部署名や業務内容とは直接かかわらないものも多い。to B(企業向け)の仕事だけでなく、to C(個人向け)の仕事をうけるにあたっても通じる汎用的なスピリットであったりする。

もしかしたら、ご本人は「そんなこと教えたっけ」って感じかもしれない。「こきつかってたからむしろ嫌われていたかと…」という感じかも。

大いに、わたしが勝手に観察して盗んだ生き方でもあったりもする。

子育てもあり、軽く飲みに誘ってお礼を言うと言うことがしにくいので、いつか(ちょっと先になっちゃうかもしれないけど)それぞれに感謝状を送ろうと思う。

書きながら気づいたけれど、感謝リストの中には、直属の上司ではなかった先輩や同僚もいるわ。

皆様ありがとうございました。おかげさまで、私元気です。

ということを、なぜか、Game of Thrones 最終章をライブ配信で見終わって、思った。くそ忙しい中でもそれだけは譲れなかった。超おすすめ!という思いを共有できる誰かとネタバレ全開で感想を共有し合い、ハイライトシーンの上映会やりたいくらい。

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