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1歳のガールズ・トーク

あーちゃん(1歳8か月)の宝物、それは、去年の年末に大阪のユニバーサルスタジオジャパンで手に入れたキティちゃんのポシェット。

表題写真のものだが、ツケマツゲ(しかも下)にネックレスにハートつきシフォン系リボン、この写真じゃ分からないけど、紐もパステルレインボー系。灰色になるまで愛でていたのを私が手洗いしたから白さをとりもどしたついでに消えてしまったけど、本来は両頬にうっすらピンクのチークまではいってた。

昭和のキティちゃんと言えば、赤と白で中性的なやつだったよ↓

隣にはそのシンプルバージョンのポシェットもあったから、母ちゃん的にはそっちを割としつこくお勧めしたのだが、あーちゃんは、この妙にキラキラしたほうをぎゅっと握って離さず、首を横に振り続けたので、根負けした。

あーちゃんは最近、一度は忘れかけていたこれへの情熱がちょっとしたことで蘇り、常時首にかけていたがるようになった。

今朝、取り上げようとしたら大泣きするので、仕方なく保育園にまでつけていった。かばんを入れるのと同じロッカーにしまっておいたところ、迎えに行くとちゃんとそれを覚えていて「きてぃちゃん!」とせかすので、先に出して首にかけてやってから降園手続きをしていたら、

彼女の周りに女児たち(クラスには他5人が残っていたが、みごとにそのうちの女児3人)がわらわらと寄ってきて、小さなおでこをつけあわせ、

「なにそれ?みせて」「かわいい」と、発音は1歳らしくたどたどしいけれど、文字化したら大人でも遜色のないような女子トークが成立していたので、びっくりして振り返ってしまった。

…あーちゃんは「だいじ」と応じていた。

言葉が早いとは思っていたけど、なんか負けた感じ。ヨーヨーは2歳になってもたいがい語尾しか発音しなかったんで、比べて早熟というのもあるけれど、それ以前の問題として、10代の頃のわたしよりも女子っぽい。

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