PR influencer VS consumer


絶賛するだけでなく、合わないものは合わない、と本当の事を述べる形でPRをしようとおもうとInstagramに投稿した所、本当に多くの賛成の意見、今までの経験をシェアして頂けて沢山勉強になりました。

PRをするインフルエンサーと消費者の間で、大きなズレと不信感が生まれていると今回インフルエンサーと消費者両者の意見を見て凄く思ったので記事にします。そしてその理由を分析しました。

そしてココに書かれる事は全てのインスタグラマーに当てはまる事ではない事を前提に読んでほしい。

決してインフルエンサーを避難する記事ではないので悪しからず。もしインフルエンサーの方が読んでいるならば、普段届かない、消費者からの本音を、届けているとおもって読んでほしいし、もはや参考にしてほしい。

個人的に今までPRをやってこなかった消費者の私的にも、同じ言葉を並べられ、宣伝されてるPRに多少はうんざりしていたし、商品に対する疑いの目が8割だったので、本当にいいかどうか述べてる人のになろうかなと思ってInstagramに投稿したの。

皆が知っている美容液(商品Aと書いておこう)を例で今回話して行きます。

ある日を境に数多くのインスタグラマーの皆がこぞってPRをし始めた。“本当にこれは良いよ!”という言葉とともに。(“本当に”ってどういうことやねんって思ってたのは内緒)

そして数週間後商品Aの悪評が世間に出回った。理由はプロダクトの質よりも、“やり方”が問題だった。

2000円台で購入出来るのは1番最初だけ。これはほとんどのインスタグラマーさん達が載っけていた情報だったので、そこにケチをつけるのはは消費者の問題かと。

“定期購入になり、その次の商品Aは8千円代になり、解約にかなり手間がかかった。”という悪評の声が多かった。スムーズに解約出来た方もいたみたいだが、ウェブサイトを見ても、定期購入になるというのは正直分かりづらい。

その情報はインスタグラマーの皆の投稿には書かれておらず、解約に手間がかかる事はサイトの最初のページにも記載されていない。そしてめんどくさい手間ひまをかけ、解約をしたにもかかわらず、まだ商品が届いて本当にめんどくさい!なんて意見も私の元には届きました。

プロダクト自体は気に入った方も中にはもいたし、本当に良かったから宣伝したインフルエンサーさんがほとんどだし、実際にインフルエンサーさんの元には、買ったよかった!っていう声も多く届いているのを見て来ている。本当に効果は半々だったんじゃないかと思う!効果は得られたけど解約した方もいました。

美容液なんて特に、その人その人に合う合わないがあるのだから、合わなかった人もまあ仕方ないのかなと個人的には思うけど、中にはあれだけいいと皆が言っていたのに...と思っている人もいると思う。

問題だったのは、商品が合わずに定期購入を辞めようとそた消費者が、なかなか契約解除を出来なかった事。そこを“落とし穴だった”、と思ってしまうのも“騙された...”と思ってしまうのも、“普通のお店で買う商品でこんな事ないのに”と思ってしまうのも、正直仕方がない事だと思うし、皆がこぞって一斉にPRしていた商品だったからこそ、消費者の間に不信感が深く根付いてしまったと言う悲しい事実は少なからずある。

会社側に大きな問題があったのだと思うけど、その会社のPRする事を選んだのはインスタグラマーの皆様である。

自分の好きなインフルエンサーを信用して購入したのに、とても残念だったというメッセージが私のもとには30件以上届きました。

個人的な意見としては、それでインスタグラマーの信用を失うのはかなりもったいないな。と思う。

そして、そう“騙された”と思ってしまった人達は、PRしている人達の情報を全て、嘘を並べていると思ってしまっている。

商品Aの事だけではない。例えば日焼けしているインスタグラマーの皆さんがこぞって脱毛のPRをしていたので、そこに登録したら、入会後に“日焼けしている人は出来ません”と言われ、解約金まで取られた。など。

PRという仕事は、お金を貰っているので、ちゃんとした仕事。

"インスタグラマー"と呼ばれる、フォロワーが多い、影響力のある人達のみが出来る仕事で、それに選ばれる事は、世の中の1%も満たないんじゃないかと思う。それ位素晴らしいチャンス、機会を与えられてる人達。芸能人よりも身近な存在でだからこそ、声も届きやすい。今の時代にしかない、自分というものを表現している人達。

仕事にはきちんと責任がなければいけない。多くのインスタグラマーはその責任を放棄しているんじゃないかと思うの。自分が情報を発信すると言う責任。

私がこの商品Aの事実の情報をシェアした時に、PRしていたインスタグラマーの友人から、その商品をPRしている人達が"悪"になるよ。他の人を落とす必要はないと、メッセージを貰った。(その子は本当に良い商品だと思い、PRしていたのに、私は商品Aの良い部分をきちんと紹介していなかったからかだと思う。)

彼女達からしたら営業妨害をしていると思われてしまっても仕方がなかったけど、私としては、事実をシェアしたら、悪になるのか...?という疑問が生まれたし、影響力が他の人達よりあるとはいえ、一消費者としての意見だった。もちろん彼女達に対して配慮が足りなかった部分もある。

しかし私の元に届くのは、PRを信じられないと言う声ばかり。今回は200件以上の声が届いたので、全てに目を通した。様々なトピックに関して発言している私の元に、是程自分の投稿に多くの共感の声が届く事は珍しい。

何でこんなに消費者と、PRをするインスタグラマーの間に生まれたズレがどんどん大きくなって行ってしまっているのか、不信感が強くなってしまっているのか、そこを分析しよう、とその時思った。自分の意見を述べるだけでなく、消費者がインフルエンサーに伝えたい事をまとめて言葉にしようと。

そしてそのズレの大きな原因はやっぱり“お金”。

インスタグラマーの皆さんは商品を貰えてPRしているので、その商品の単価、価値、をそこまで考えずにPRしているのではないかと思う。

商品Aに関しては、“インスタグラマーの皆は、8,000円を払ってその商品Aを定期購入する程良い商品かかどうか”

だったと思う。この商品いいよ!と言う事は正直誰にでも出来る。そこに、消費者が“お金を払う”という大前提の配慮がかけている人が多くて、そのズレはどんどん深くなった行ったと思う。

その商品が良いかどうかはもちろんだけど、そのお金を払う価値があるかどうかのインスタグラマーさん達のプレビューと、商品の欠点プレビューがとにかくもの凄く少ない。

8,000円を毎月っていうのは、携帯代とおなじくらい。タダでもらった商品の使用感の感想と、8,000円払った商品の使用感の感想は間違いなく違ってくる。

そして彼女達はその8,000円のプロダクトをタダで貰って、PRする事でお金が入る事はもう誰もが知っている事。その商品に8,000円を払う事を前提できちんとした情報を、消費者に宣伝してほしい。

と言うのが、消費者皆の声だったと思う。

商品Aに関することだけでなく、たまに大量発生するPRにも言える事。“大量発生するPRに嫌気がさします”と言う意見ももの凄く多かった。

その嫌気の原因は“商品を宣伝してお金儲けしてるんでしょ”だと思う。

お金をどんな方法で稼ぐかは皆の自由だし、インスタグラマーと呼ばれる支持される人だからそこ出来る仕事だから、その仕事を否定は出来ない。むしろ、選ばれた人にしかできない仕事なんだから、否定している人達も自分にチャンスが回って来たらやる人は多いと思う。

 "お金"を稼ぐ方法がこんなにもあからさまに出てしまう。それ故、いやらしさが増してしまうし、だからそ、何でもかんでも商品をPRするというのは自分の価値を下げる事だと思う。

別にそれでもお金稼げたら最高!と振り切ってる人は逆にかっこいいし、尊敬するけど(笑)

仕事を振ってくれる企業側からどう思われるかに重点を置いて、消費者からの信用を失っているなと思うインスタグラマーさん達はかなり多いと今回感じました。

商品に自信があったら、欠点を言われても正直売れると思う。

とある有名なYouTuberさんがSEE YOU YESTERDAYのバックを紹介してくれていたの。(フォロワーの方が教えてくれたありがとう!)

彼女は “このBAG9,000円位したかな。まあまあ高い!本当は白が欲しかったけどそっちは秒で売れてしまったのでネイビーを買いました” という前置きでバックのを紹介してくれた。

“エナメルのバック9,000円まあまあ高い”・“白は秒で売れた”・“使いやすい”

その3つで十分な紹介のされ方だと思った。高い!なんてマイナスに聞こえるけど、それほど価値があるとも捉えられる。

そして何より彼女がお金を出して買っていてくれた事が一番の宣伝だと思った。本当の商品の紹介のされ方は、そうであってほしい。欠点もあるが、是程のお金を出してでも買う価値がある。

そんなリアルな情報を今、消費者の皆は求めてる。


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