Do not believe everything on social media


NYに引っ越した最初の方から仲のいいカップルがいた。

彼女の方は凄くエネルギッシュで社交性があって、アウトゴーイング。

男の子は凄くクリエイティビティーに優れていて、おっとりして優しい。


NYにいる時は定期的に一緒にご飯食べたり、パーティーしたりしてた。


3週間前位に、彼女の方のインスタグラムに、ある画像とともに、キャプションが添えられてた。


写真はセルフィーで誰かに殴られたように顔に痣が出来てた。彼氏に殴られたって書いてあった。

どんな時でも、女に手を挙げる事は良くないし、私はそんなんで弱る女じゃない。暴力を振られた女の子たちの為にブランドを立ち上げ、支援したいと。私は被害者なんかじゃない、女性のリーダーだと、そこには書いてあった。



それを日本にいる時に見て、無事で良かったし、強い女性でいてくれてよかったと思った。すぐにメッセージを送って精神的にも凄く安定していたので強い女性だなと思った。


でも、彼氏の方も友達だし、これは一方の意見だから何があったか彼に聞くまでは、なにも信じないでおこうと思った。



彼氏のほうに Are you ok? と送ってもしばらく返事がなかった。

2週間後位に、" i will talk about it in person when you get here"って言うメッセージだけ来た。


そして昨日、全て聞かされた。


彼女は凄く暴力的な女の子だったと。

ある日ダイナーで喧嘩をしてて、くだらない事でずっと喧嘩をしてた。

それに疲れた彼はダイナーを出てバス停でバスを待ってた。



そしたら何者かに後ろから髪の毛を掴まれて地面に叩き付けられた。

とっさに手で振り払ったら、相手の顔にあったったらしい。

それが、その彼女だった。

彼女は発狂して、警察を呼ぶ、といって大騒ぎ。

とりあえず彼女を落ち着かせて、謝り、その日は帰ったらしいけどその後、彼女はそれをきっかけに彼に嫌がらせのように、あんたが私にした事をこの世界中にばらまく、警察に言うと脅迫じみた事を言い続け、彼の方が精神が参ってしまったらしい。


彼は黒人で、事実でなくても、黒人の男性が女性に手を挙げて顔に痣をつくったなんて世間にばらまかれたら、彼の人生は終わり。

思い詰めすぎて、自殺をはかり、首をつってる所を発見された。


彼の精神状態がおかしかった事、バスルームから3分出てこないことから家族がすぐに警察に連絡をし、幸い彼は助かったらしい。

そしてそのまま精神病院に運ばれた。


それでが返信の帰ってこなかった2週間に起きた事だった。


彼女があの写真をポストしたのは事件が起きた3ヶ月後。

なんでその時期だったか。

彼女はずっと自分のブランドをローンチするまでその写真を暖めてた。彼女はその写真を自分のブランドのプロモーションに使ったの。


もちろん100件以上のコメントがついて思惑通り。

彼の方は、彼女と違って自分の感情や意見をソーシャルメディアに書く事が凄く苦手で、彼女のポストの後、沢山の嫌がらせDMやコメントが来たらしい。

一体何が本当でなにが嘘なのか、誰が加害者で誰が被害者なのか。


SNSで見る物全て、そんな訳ない。


SNSに投稿されたすべてを信じるな。

会って、話して、聞いて、それから信じよう。



とてもショッキングな話でした。

皆も気をつけて。


Ulala

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