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【市場支配論】アルゴリズム解体新書

日本市場を毎日疾走する得体の知れない高速論理モンスター、個人のトレーダーはいったいどうやったらこんな化け物に太刀打ち出来るのでしょうか、、

個人投資家の全体の9割が相場で負けていると言われていますが、その理由の一つが、このアルゴリズム取引が原因で負かされていると筆者は思っています。

では、なぜ一般のトレーダーがやられてしまうのか、アルゴリズム取引とはいったいどのようなモノなのか、得意の妄想的発想と熟考瞑想を使って考察していこうと思いますので、しばしお付き合い願います。

尚、当コンテンツは2016年11月よりマガジン内でも読むことが出来ますので、ご注意下さい。


目的

孫子曰はく、敵を知り己を知れば百戦危うからず、、

では敵(アルゴリズム取引)の目的とは何か、どの様に動くのか、妄想してまいります。すべては妄想から入ります、、

日本の大手銀行・証券などとは違い、海外の投資銀行(GS様など)は、トレーディングでの売り上げがその他の銀行業務のすべての売り上げよりもはるかに大きなウエイトを占め、最も重要視される業務となっています。

GS様で例をあげるならば、2010年度第一四半期でのトレーディング損益では63営業日の内で63勝、、それはもう、爆益のグランドスラムであります。

デイトレードの戦績で63戦63勝なんて神業としか言い表し様がないです、そして更に1日の平均利益が23億円なのでありますから、もはや市場を支配しているとしか表現しきれないところでもあります。もちろんインチキしているのでしょうが、、


これはもう、合法的な、摘発する事の出来ないインチキなのであります、、、

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