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変化を状況対応リーダーシップ®で実行する

必要に迫られている変化

「社会には数多くの大小のチームや組織があります。好んでリーダーの役割を引き受けている人もいれば、必要に迫られてリーダーの役割を担っている人もいます。好むと好まざるとにかかわらず、リーダーの役割を果たすとなれば、「変化を起こす」必要があります」、なるほど。

リーダーシップ研究の著名な学者ウォレン・ベニスは、「リーダーは変化を好まなければならない(p.377, Warren Bennis)」といいます。好んでリーダーになる人はおそらく積極的に変化を起こすでしょう。

変化を好んでいる人は積極的に変化をリードする役割をひきうけるのがいいと思います。どんな試練があっても、目的意識があるので頑張り抜けると思います。なにかしたいと強く思えば、どんな試練も乗り越えようという強い意欲が湧きます。

しかし・・・
組織に所属する人は、ちょっとしたリーダーの役割はそんなにいやではない、でも、上から、あるいは状況に迫られて「変化を起こさなければならない」とプレッシャーをかけられると、まず先に「あー面倒」と感じてしまうのではないでしょうか?

変化を起こすための労力、手間、時間、ストレス、いろいろなものが思い浮かびます。
「できればやりたくない」
「でも、やらなければならないことは理解できる」
「あまり外部からやれやれ言われるのは、やる気がなくなる」
「自分なりのペースでやらせてよ」
そんな気持ちかもしれません。

そこで、もし他人や環境から「変化を迫られている」とプレッシャーを感じている人、自分の状況を捉え直してみるのはどうでしょうか?
・環境にいる自分
・自分の周りに環境がある

自分はどっちにいるととらえていますか?
・環境にいる自分、環境からプレッシャーを受けている受け身の自分。
・自分の周りに環境がある、自分で環境をコントロールする。

変化に対する不安の研究

変化に対する動機づけ

変化を状況対応リーダーシップ®で実行する

状況対応リーダーシップ®で変化を実行するということは、つまり、変化を実行する対象の「変化に対する」レディネスを変化させることです。

レディネスはだれにでもあります。
・自分
・相手
・チーム
・組織
・社会
・世界
・・・・・・・・・

変化を実行する対象として、身近な自分や自分の周りにいる相手、自分の仲間たちチーム、もし組織を率いているなら組織、自分が存在する社会、世界。。。いろいろあります。

レディネスは、いつでもどこでも環境の変化や気持ちの変化で、高まったり低くなったりします。強烈なショックを受けたりすると、今までできていたことが、突然できなくなることもあります。

自分、相手、チーム、組織、それぞれの変化へのレディネスを見ながら、対象の内的要因はどうなっているのか、行動科学と状況対応リーダーシップ®ではそのように考えるのが第一歩になります。

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公開勉強会
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。
リーダーシップ研究アカデミーの不定期の公開勉強会です。
年3回程度開催を予定しています。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料
【ファシリテータ】S.L.認定トレーナー
【内容】研修ゲーム、または演習パック(参加者のご希望多数のものを選んで実施します)

参加お申込みはこちらから

公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®活用のヒント!、状況対応リーダーシップ®基本の基本、リーダーシップ開発やチームビルディングに結びつく研修ゲームなどから、テーマを選んで勉強会を行っています。

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リーダーシップを難しく考えずに、いつもの行動がリーダーシップ、「だれもがリーダー」学習を提唱しています。わたしたちが長年かけて培ってきた知恵と知識を拡めたいと思っています。