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イベントでご唱和したかった!あなたの名を!!ウルトラマンZ、ウルトラ楽しかったでございます!!2020年ウルトラマンZ振り返り!!


ウルトラマンZとは?

ウルトラマンZとは、2020年に制作・放映されたウルトラマンシリーズの映像作品です。
YouTube上でも見逃し配信という形で、TV放映後に2週間限定で公開されますし、各動画配信サイトでも配信がされております。

ウルトラマンZは、2009年にウルトラセブンの息子として鮮烈にデビューしたウルトラマンゼロの弟子という設定です。

そんなウルトラマンZはTV放映中から各所でブームの兆しを見せていました。
例えば、玩具市場から消えるセブンガーのソフビ人形という事象は、例年のウルトラシリーズと比べても人気の高さを肌で感じることができました。

ウルトラマンZはネット上での評価もとても良く2020年のネット流行語でも6位を取得できたそうです。


■『ウルトラマンZ』が「ネット流行語 100 2020」で6位を獲得!みなさんの応援にウルトラ感謝の気持ちでいっぱいでございます!
https://m-78.jp/news/post-5732/

また、海外での評価も上々のようですね!

■The Best TV Shows of 2020
https://nerdist.com/article/best-tv-shows-2020/?amp&__twitter_impression=true

今回は、そんなウルトラマンZについて、個人的なまとめを行っていこうと思います。

ウルトラマンZ面白かったですね!

ウルトラマンZとても面白かったです。
ウルトラマンをたくさん楽しめたという面では2020年は良い年だったなと思います(2020年色々大変でした汗)

やはり、歴代ウルトラマンの力をお借りするのは商業的にも人気があるのかなぁ・・・。ガンマフューチャー なんて、TDG世代を燃やしにくるような性能でしたもんね。。。

そんなウルトラマンZに対して個人的な面白かったポイントを3つまとめてみました。

ウルトラマンゼロの弟子だけではない。ウルトラマンジードは兄弟子?、ウルトラマンAは名付け親。

ウルトラマンZはとても個性的な関係を、各ウルトラマンと結んでいるウルトラマンです。
まず、特筆するべきなのが本記事でも冒頭で述べたウルトラマンゼロの弟子であるということ。

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ウルトラマンゼロはすごい魅力的なウルトラマンです。
少し荒々しい性格や、宮野真守ボイスで繰り出される厨二病な台詞の数々、ウルトラマンレオか直伝の宇宙拳法やウルティメイトイージスによる多次元世界間の往訪など、人間目線でもとてもかっこよく映るのだから、ウルトラマンZのようにウルトラマンゼロに憧れるウルトラ一族がいたとしても大きな疑問は浮かびませんでした。

そしてウルトラマンZと関係を持つウルトラマンは他にもいます。
劇中では、ウルトラマンゼロの他2人が客演しています。

その1人目がウルトラマンジードです。
ウルトラマンジードは2017年に作成・放映された作品です。
その主人公がウルトラマンZの作中に客演しました。

ウルトラマンジードの作中では、レギュラーキャラクターとして先輩ウルトラマンであるウルトラマンゼロも登場します。
作中を通して常にウルトラマンゼロと一緒に戦う、ウルトラマンジードは、ウルトラマンZから見たら兄弟子なのかもしれませんね。
ジード自体は少し否定的な態度ですが苦笑

ウルトラマンジードとウルトラマンZの絡みは、何やら舞台でも見ることができるとか。何はともあれ楽しみでございます。
https://www.ultra-expo.com/live/

2人目がウルトラマンA
ウルトラマンAは1972年に作成・放映された映像作品です。
ウルトラシリーズでは4作品目であり、ウルトラ六兄弟の一員でもあり、まさに歴代のウルトラマンの1人ですね。
ウルトラマンZとは名前がアルファベット繋がりという、なんともこじつけのような関係があったのですが、それをまさか公式がやってくれるとは!!
ウルトラマンAはアルファベット26文字で最初の文字、ウルトラマンZは最後の文字なのでA〜Zまで全部ウルトラマン を当てはめるなど、色々と妄想は捗るところなのですが、ウルトラマンAはウルトラマンZの名付け親という設定が飛び出てきて、目ん玉飛び出るくらい驚きました。(バラバ乙

そんなウルトラマンZは各ウルトラマンとの関係性も、距離感も絶妙であり
客演ウルトラマンが出過ぎず、ちょうど良い頻度で登場した印象です。
師匠(?)であるウルトラマンゼロも出しゃばりすぎず、最初の1話にメダルを渡した後は、ジードと一緒に駆けつけベリアル融合中との大乱闘のみで出番を終わらせました。

いやー、個人的には非常に良い塩梅でした。

久々の対怪獣組織の存在

続いて個人的に面白かったポイントは対怪獣組織の存在です。
個人的には、この設定が一番大きなポイントでした。

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対怪獣ロボット(以下、特空機)として、登場する特空機1号のセブンガーは意外でした。
セブンガーなんて、1974年のウルトラマンレオに1話のみ登場して、忘れ去られた存在だったのに2020年の令和に再登場して、玩具が売り切れるほどの人気になるなんて・・

同じように味方怪獣(ロボット?)として、ポジションを優位にしている特空機2号のウインダムも良かったですね。
味方怪獣としての安定感があります。

特空機3号機は、歴代のロボット怪獣の中でも特に人気のあるキングジョー。
キングジョーは今まで敵怪獣として、昭和、平成と数多くのウルトラマン を苦しませていましたが、令和のキングジョーは味方としての登場でしたね。
やっぱりキングジョーはかっこいい・・・!ロボットは男のマロンですね。

特空機4号機は、ウルトラマンゼロをモチーフにしたような、ウルトロイドゼロでした。
終盤を盛り上げるために登場した、敵役のような特空機でした。
終盤のD4レイの開発を含め、ウルトロイドゼロの存在は、ウルトラマンダイナ最終章を彷彿とさせる展開に、元号を超えても兵器というものが持つ問題を浮き彫りにしてくれたかなと思います。


また、対怪獣組織の存在はストーリーにテンポを生み出します。
理由としては、対怪獣組織が存在し、主人公が所属していると怪獣出現に対するストーリー展開が無理のない自然なものになると考えているからです。
例えば怪獣が出現したら対怪獣組織に通報が入って、そのままストーリーが展開するのはとてもテンポが良いと思いました。

ニュージェネレーションヒーローズの中では、ウルトラマンギンガS、ウルトラマンXで取り入れられて以降は、4年ほどは主人公が所属する対怪獣組織という設定は設けられませんでした。
その分、異常現象を調査する民間組織やベリアルが残したAIだったり、民間の警備会社だったりがその役を担っていましたが、対怪獣組織のようなテンポは生み出せていなかったですかね。
やはり日常の怪奇現象を怪獣に結びつけるには、少し怪獣という存在は大きすぎるのかなというのが個人的な意見です。

実際にウルトラQの反省点としても同様に民間の登場人物が毎回宇宙人や怪獣と紐づけるストーリー展開を考えるのが難しくて、次作ウルトラマンでは主人公を怪獣防衛隊(科学特捜隊)に所属させたという話はよく聞く話です。
そういった過去の反省点を知っているからこそ、ウルトラマンZにおける対怪獣組織の復活は個人的にも嬉しかったなと思います。

ジャグラーさん、なぜ??

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ニュージェネレーションヒーロズの中でも最も人気があるかもしれない(?)、悪役ジャグラス・ジャグラーがウルトラマンZにも登場します。
ジャグラスジャグラーは2016年に作成・放映されたウルトラシリーズ50周年作品である、ウルトラマンオーブに登場するキャラクターです。

独特な雰囲気から、キャラクターとしてとても人気があり、ウルトラマンオーブ-Origin Saga-内における過去の深掘りなどあり、非常に味わい深いキャラクターとなっております。
劇場版オーブ、劇場版ジードでは味方のような立ち回りで動いておりました。

そんなジャグラーさんは、青柳尊哉さんが演じており、当初ウルトラマンZのキャスト発表がされたときには青柳尊哉さんが隊長を演じるということに驚きました。
役名も蛇倉という、ジャグラーと読めなくもない役名であり、ジャグラーとの関係性をほのめかすようなものでした。

ウルトラシリーズ内で同じ俳優さんが、同じキャラクターを演じるということは稀にありました。
例えばウルトラマンレオにおける、対怪獣組織MACの隊長モロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんですかね。
森次晃嗣さんはウルトラシリーズ二作目のウルトラセブンで、同主人公を演じています。別人設定であればウルトラマンゼアスの薩摩 萬とかありましたが笑

蛇倉隊長 = ジャグラスジャグラーというのが確定した時は、「やっぱりな」とニヤニヤが止まりませんでした笑

まとめ

ウルトラマンZ、ウルトラ面白かったでございますね。
放映終了後の人気も上々であり、2020年12月現在開催中のウルトラマンEXPO2021も非常に評判がいいと聞いております。

来年の2021 年は、25周年を迎えるウルトラマンティガ推しなのですかね???
ウルトラシリーズとしては55周年の記念年になります。

平成三部作世代としてはとても楽しみな年になりそうです。
色々我慢した今年の分までたくさんウルトラマンに浸りたい!!!!

後、シン・ウルトラマンもありますしね!!

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