ガチャ　只今〜と大きく元気に言ってしまう。
もちろん迎えてくれる声などない。だけど
これは一種の儀式めいたもの習慣になっているので言ってしまう。
そして、同時に古い記憶が鮮明に蘇る母がらスーパーの大きな袋を両肘に食い込ませながら階段を登ってくる足音母はとても小柄だから木の階段にパンプスだから雨の日

なんかは滑って落ちやしないか心配だった。うそだ。母の足音で私はメシが帰ってきた！！と嬉しくて足音がウチじゃなかった時は記憶にないアレ自分はなんて白状な人間だなんて思いますがこんな性格です。

現実の私の只今と若かりし母の只今がかさなるだから誰がいなくても只今を言ってしまう。

そして、深夜
飲んで帰ってきてテレビをつけるお約束そのありがたさときたら
2ケツの二人が楽しくエッチな他人の話しで盛り上がってくれてる。
そうこれこれコレに癒されるんだよ。
飲んだ後のラーメンと飲んだ後の帰宅後の2ケツ
碧は家着に着替えソファに散乱したスーツを無造作に傍によせ裏切らない番組に救いを感じているのでした。
あー安心する。Nへ