上村菜々子

美術家。高知県のミカン農家に生まれ育つ。多摩美大学院修了後、描く・踊る・教えるを表現手段とし東京を拠点に活動。2019年より高知県馬路村に移住、東京との2拠点生活を試みている。

バーも酒屋もない人口900人の村でチルい音楽を聴きながらお酒を飲むイベントを企画してみた。

森の中から微かに聞こえる鳥の声で目が覚め、もう初夏だというのにやたら涼しい空気に身体を洗われる朝がこの村にはある。

それがこの村の人には当たり前になっているようだけれど、私はいまだ特別なもののように感じていて、毎朝胸いっぱいに吸い込んで吐き出してみたりしている。

馬路村に移住して2ヶ月が経とうとしているが、来てよかったと心から思っている。

ある日の夜も、そんな気持ちで綺麗な空気を大きく吸い込

もっとみる

東京から馬路村へ移住して一ヶ月経った、感想。

みなさまこんにちは!

4月中旬に東京から馬路村に移住して1ヶ月以上が経ちました。

実はとても困っています。

馬路村での生活は大変です。

なぜなら、朝は6時半から流れる村内放送で起こされるし、

昼はみんな家に帰ってご飯食べるし、

夜は外食できる店が1つしかない上に21時には閉まります。

おかげで毎朝ラジオ体操できて健康になっちゃうし、

昼休みに家の用事できるし、

夜は遅くとも22時

もっとみる

インド・ラジャスタンから楽師族マンガニヤールが来日する!!

[ラージャスターンの風を浴びに]

5月17日朝、目を覚ますと同時に京都に行く決心をした。

今夜インド・ラジャスタンから楽師族たちがやってくるのだ。

[引用:ラージャスターンの風Twitterページより]

彼らが去年来日した際に共に過ごした時間を想うとまた一目会いたいと願う気持ちがあった。

なによりRajasthani madhuが踊っている姿をどうしてもどうしても見ておきたかった。

もっとみる

アーティスト=音楽やってる人?と言われるのが高知である。

日本で大多数の人がアートってなに?と思うのは仕方がない。

なぜならアート(芸術)という言葉も概念も戦後に教育という形で押し付けられてしまったもので、日本人がもともと持っていたものではないからだ。

もともと持っていない感覚をもともと持っていない人たちが教えるわけだから、美術の授業だけでそう簡単に理解できるはずがない。

今や引っ越しにも植毛にも"アート"とつく時代だし、スマホの画面割れも「ちょっ

もっとみる

人口900人、柚子で有名なあの村に移住しました。

例年よりも多く花を残したままの桜の木をところどころに見ながら、新緑に囲まれた山道をとにかく登る。

ポカポカした陽気、運転する車が起こした風の音の中に時々ウグイスの声も聞こえてくる。

2019年春、およそ10年間の東京生活に区切りをつけて高知県馬路村に移住しました。

馬路の材木をふんだんに使用したお部屋にて、まずは絵を描くスペースを確保。

湯沸かし機の都合で、夜はお風呂を沸かせず村の温泉へ。

もっとみる