血統研究雑記帳(Vol.4・暦で考えるダノンバラード)
お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。
約1カ月ぶりの「血統研究雑記帳」。またの名を「平石趣味の部屋」。
今回のテーマは種牡馬ダノンバラードと季節の関係性について。
Twitterでもちょこちょことツイートしていた件を改めてまとめてみました。
☆ダノンバラード産駒の月別成績
月ごとの成績をまとめるとこんな感じに。
勝率が10%を超えているのは4月、7月、8月と春~夏に集中している一方で、寒い12月、1月、2月は軒並み数字が悪く、2月に至っては複勝率でも10%未満と苦戦を強いられています。
こちらは3カ月単位でまとめた形。4~6月、7月~9月は複勝率30%以上、10月~12月、1月~3月は複勝率17%程度と約2倍の開きがあります。
ダノンバラード自身は12月のラジオNIKKEI杯2歳Sや1月のAJCCを制しているように寒い時季でも関係なく走っていたのですが、産駒は寒い時季が苦手というのは面白い傾向。
ひょっとして筋肉が硬くなりやすいタイプで、暑い季節はそれがちょうどいい塩梅でほぐれて動ける、というパターンなのかもしれません。
ちなみに現2歳世代の11月に注目すると、22戦して馬券に絡んだのは11月6日福島1Rのコスモバラタ(1着)のみ。12月に入って馬券絡みがやや増えましたが、再輸入後の産駒についても、基本的な傾向としては寒い時季が苦手だと考えて問題なかろうと思っています。
ここのところは不振傾向に見えるダノンバラード産駒ですが、一応の原因らしきものは掴めているので、冬が終わり暖かくなってきたタイミングで積極的に狙っていきたいところです。
冬来たりなば春遠からじ。ただ春を待つ……!
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