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イギリスでのお部屋探し大冒険 どうやってフラットシェアを見つけるか?

こちらの日記でティーンエイジャーを避けるお願いをしたものの、やっぱり市街地から遠いわりにレントは高いし、それに先日の日記で言及した中国人の先輩がとっても可愛い内装のお家を短期で見つけたから「あなたも挑戦なさいよ、Why not?」と勧めてくれたので、急遽再び家探しを始めることにしました。ちなみに9月10日の寮退去予定日まで残された期間はジャスト3週間!できるのか、コナカ。

ロンドンやブライトンは家賃が日本の2倍ほど高く、社会人でもほとんどの人がフラット(家)をシェアしています。シェアというのはひとつの大きな家を何人かで借りて、一人一人お部屋を持つということ。フレンズという有名なドラマがありますが、あのイメージです。シェアですらものすごく高く、この金額出せば結構良いお家に一人暮らしできるよ〜と思います。(世界の物件に詳しい私の彼いわく、東京は世界有数の経済都市にもかかわらず異常に家の値段が安すぎるそうです)

この「フラットシェア」を探すにあたっては、Spareroomというアプリを利用します。これは、家を貸したい人と家を探している人をマッチングさせるサービス。新しく下宿人を探している家主や、部屋が空いたからフラットメイトを探している現在の住人が個人で広告をアプリに投稿します。そこに家探ししている人がメッセージを送り、view(お宅訪問兼面接)をお願いします。条件があえば返事が返ってくるので日時を予約し、お宅に伺います。私がブライトンへ来たばかりの頃は10件メッセージを送りたった1件しか返ってこなくて泣きましたが、なんと今回は20件送って7件も返ってきました!進歩!しかもイギリス人の友達も同時期に部屋を探していて、彼女も10件以上送って3件しか返ってこなかったらしいので「It's quite normal, No worries」だそうです。

今回はその後もちょっといいなと思った物件があればメッセージを送り続け、今のところ合計9件(!)のお宅訪問をしております。多い時は1日3件、ブライトンの街という街を歩き回ってはお宅を訪問し、ティーをいただいては自己紹介と世間話。これがまぁ楽しくもありますが、このジャッジされる感じが私に就職活動を思い起こさせるんです。就活もオファーがもらえないとお祈りメールといって「あなたの今後のご健勝をお祈りします」みたいなメールが来るじゃないですか。こっちでも条件やバイブスがあわないと判断されるとお祈りされます笑。もちろん私から「いや〜ここはないわ……」と思うことも多々ありますが、今は9月の大学新学期開始前なので1年で最も物件が動く時期。お家探しをしている人の数がすごく多いので、圧倒的に家主に有利なんです。とある家主は、Spareroomにアドを載せたら100件のお宅訪問依頼が来たと言っていました。100件!これはいちいち返信する余裕がないのも頷けます。

メッセージの内容はこんな感じ。「こんにちは、日本から来たコナカです。今●月●日から長期で住めるお部屋を探していて、あなたのお部屋にとても興味があります。もしよろしければお部屋を拝見させていただけませんか?私は東京で10年間こういう〜〜〜〜〜仕事をしていました。今はサバティカルを取ってブライトンに来て、大学院に9月から通います。私はとても整理整頓が得意でクリーンできちんとした丁寧な人間です。と同時に趣味は映画、ファッション、音楽で、カルチャーの話が大好きな社交的な人です。もしよろしければご連絡ください」こんな内容を老若男女にとにかく送りまくる。でもあまりに若い人とのシェアは嫌なので25歳以上に送るようにしています。で、viewの予約が決まればWhatsappに移動する。

ここからは9件ものお宅訪問の中でもかなり強烈だったエピソードを紹介していきたいと思います。おそらく3記事くらいになるかなぁ。クタクタでストレスフルですが、これって本当にリアル英会話だし大冒険だなぁと思って楽しんでます。今日はviewで疲れたので寝ます。

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