三本の矢で射抜く!!! 〜 第70回 毎日王冠 〜

毛利元就(以下、元就)「隆元、元春、隆景、ちこう、ちこう」
毛利隆元(以下、隆元)、吉川元春(以下、元春)、小早川隆景(以下、隆景)が元就の元へと駆け寄る。
隆元「父上どうなさいましたか?」
元就「競馬で天下を取るぞ。そこでお前たちにデータ、状態、展開に分担して馬券の攻略してもらう。」
元春「俺は馬の状態を調教や関係者のコメントから探ってこよう。馬体チェックもな」
隆景「そうしたら僕は過去データについて調べるとしよう。」
隆元「二人のデータを元に私が各陣営の出方を探り展開を予想し、父上に報告するということでどうでしょうか。」
元就「よーし!三本の矢で毎日王冠を調略してくるのだ」
三本の矢「御意!!!」
三本の矢が放たれたのであった。

※我が軍に助力しよう!と思った方は兵糧代お願い申し上げます!!

隆景の矢(データ編)

3本の矢データ

画像4

※2002年は府中開催ではなかったため除外
人気馬以外を狙う場合は
4番人気以降が優勝した場合を見ると、
2000年トゥナンテ、2001年エイシンプレストン同年北九州記念を制覇。
当時は1,800mで、現在のサマーシリーズの上位馬みたいなイメージ。
2003年バランスオブゲームも同年G2を2着2回
2005年サンライズペガサスは同年大阪杯優勝
2007年チョウサンは府中が得意な上がり馬。
2009年カンパニーは同年中山記念を、2010年アリゼオは同年スプリングSを優勝。
2013年エイシンフラッシュは前年度秋の天皇賞2着。
2014年エアソミュールは同年成尾記念優勝。
人気馬を狙う場合は
人気馬を軸にする場合は、府中での実績。前走人気と着順かと。

データから見た注目馬
【ダノンキングリー】◎
東京競馬場での成績は(2-1-0-0)で抜群。
前走ダービー3番人気2着
同年同じ府中の共同通信杯を優勝とデータ的には全て合致。

【ギベオン】
18年のNHKマイル2着馬と実績はOK。その時の優勝馬ケイアイノーテックよりも斤量が1キロ恵まれているのも魅力的。

元春の矢(状態編)

3本の矢状態

【アエロリット】◎
1週前追い切りをしっかりやっている。
クラブの馬で来年引退。
毎日王冠の次走は天皇賞を予定。
パワーがすごい。
馬なりで水曜坂路の2番時計。
去年(1人気1着モレイラ騎手)は重い感じだったので負荷をかけて久々としては十分でいい感じ。
津村騎手は初騎乗。

【インディチャンプ】◯
まだ緩るく安田記念のデキではない。
1800mは初で未知数で不安コメント。
目標はあくまでもマイルG1(マイルCS、香港M?)
坂路の併せ馬(ダンビュライトに1馬身先着)で4F51秒1。
1週前追い切り栗東坂路(6位)50.5-37.2-24.7-12.9
調教タイムを見る限りは体制は整っているのではないでしょうか。ただ、マイラーズカップの出来にあるということは4着までか。

【ギベオン】◯
状態はいい。間隔があいたことで、リフレッシュして前走(鳴尾記念2着)より今回の方がいい。

【ケイアイノーテック】◯
先週CWでしっかり。
今週ら坂路で動きは良かった。
立ち上げが遅くなった昨秋に比べて順調にきている。

【ダノンキングリー】◎
美浦Pを馬なり併せて66.2-52.0-38.4-12.0。
ダービー2着だが、今回の1800mの方がより適性が高いはず。

【モズアスコット】
やるごとによくなっている。
多少の余裕はある。
春の初戦よりいい状態。
ここでどんな競馬ができるか。

【ランフォザローゼス】
元気があったし、動きも問題ない。
東京の1800メートルにも対応できるはず。

隆景の矢(展開編)

3本の矢展開

先手を取るのは間違いなくアエロリットであろう。アエロリットはミドルペースだと差され昨年の毎日王冠のようにスローで行けると逃げ切るだろう。初鞍上の津村騎手がどう馬とペースを作れるか。アエロリットのペースだと前目でレースを進めた馬が馬券に絡んでいる。上位人気が予想されるダノンキングリーは比較的前目でレースできるお馬さんで今年のメンバーでは差し切りが一番イメージできる。
またダノンキングリーと同様前目で勝負できるギベオン辺りが面白そう。
前が崩れたらと展開の助けは必要だがケイアイノーテックの追い込みは気になる。

元就の決断(予想編)

「アエロリット、ダノンキングリーで決まりそうだな。だがわしはその2頭の馬連ではなく、三本の矢ごとく3連単で勝負するぞ。
③-⑨-①②④⑤⑩10点じゃ。」
「父上にしては正攻法ですね」
「・・・・・」

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