8月19・20日 今週の期待馬達

8月19日

2歳未勝利 札幌芝1800m
○テーオーハイエク 6人気、7着
父ジャスタウェイ(アイランドファッション21)
北海道サマーセール22注目馬、HBAセール特注馬 2090万

逃げた勝ち馬が前半から後ろを離し、仕掛けも早い縦長のレース。
ゲートで後手、促すも二の脚鈍く、後方から。
3角過ぎ〜4角にかけて、外々を通って早目に押し上げるも、直線向いて暫くして脚が止まり、後から動いた馬達にも差されての7着大敗。

前走内容から、芝での末脚比べは分が悪いのは明らかでしたが、追走面を見ても、芝では馬場が渋るか、もっと距離延長する以外に無いという感じで、厳しい結果となりました。

同日の新潟ダート1800m新馬戦の勝ち馬もそうでしたが、大跳びでもダート適性の有る馬は普通にいますので、決めつけずに極力早い段階で使ってもらいたいですね。
期待している馬なので、何とか活躍出来る道を見つけて欲しいです。

2歳新馬 札幌芝1500m
○ラヴスコール 1人気、1着
父ドゥラメンテ(カレドニアレディ21)
セレクトセール21(当歳)注目馬 3300万(セール記事金額間違え)

新馬らしいドスローで、仕掛けも遅い直線勝負のレース。
出は良かったものの抑えて入り、好位へつけるも前半は掛かり通し。
徐々に落ち着いて良い手応えで4角を迎えるも、直線に入って進路がない状況となり、待って外に出すロスがあるも、進路が出来てからはしっかり末を伸ばして、最後まで加速するラップで前を捕らえきる。

かなり仕掛けが遅く、位置取りと末脚の速さを求められたレースだったので、直線のロスは致命的かと思いましたが、よく差し切りました。
前半掛かっていた事の修正と、馬格等、課題はあるものの、能力の高さは垣間見れたので、良い初戦だったかと思います。

2歳新馬 小倉芝1200m
○シークレットキー 2人気、1着
父ドレフォン(キープシークレット21)
シルクホースクラブ注目馬 4000万ダート

小倉1200mらしい34.5-35.8の前傾ラップのレース。
出も良く、すっと番手へ。
そのまま手応え良く4角を迎え、直線に入って早々に先頭に立ち、危なげなく押し切るという内容。

この時期の3歳未勝利で、1:07.5(32.9-34.6)の出る馬場状態を考えると、物足りない時計・ラップでの決着で、相手関係が微妙に感じましたが、個人的には元々ダート期待馬ですので、この時期に勝ち上がれた事に価値があると思っています。
今後どの路線となるにしろ、これで余裕を持って向かえるので、引き続き活躍に期待していきたいと思います。

2歳新馬 新潟芝1200m
○ゴールウェイガール 10人気、8着
父キンシャサノキセキ(プレノタート21)
北海道セレクションセール22注目馬 880万
(ラフィアンターフマンクラブ注目馬 1600万)

34.2-36.1の前傾ラップも、先行争い後は3〜4コーナーで緩んで、4角出口で若干の再加速。時計的にさほど速くない決着となったレース。
ゲートはまずまずの出も、他馬の行き脚が速く、少し離れた好位の後ろを追走。前の上位勢より先に4角で手が動き出し、直線は最内に入って伸びそうで伸びないという、ワンペースタイプのレース内容で8着。

前傾ラップは歓迎も、再加速は求められたくないという内容で、このタイプで結果を出すには、自らもっと前々にいく必要がありそう。
馬格があれば、ダートでと言いたくなる内容でしたが、小さい馬ですので、次は1400mに伸ばしてでも前に、という形が良いのかなと思いました。

○レガシーオブエリザ 1人気、2着
父スワーヴリチャード(ワシントンレガシー21)
社台オーナーズ注目馬 2400万

出で若干立ち遅れ気味も、二の脚が速く、一気に2番手まで。
隊列が決まってからは落ち着いた流れで、終始逃げた勝ち馬を見る形で進め、直線に入ってからは2頭で後続を離してのマッチレースとなるも、最後まで交わしきれずの2着。

中距離ジリ脚のイメージだったので、想定外の1200mデビュー。
ジリっぽいのはその通りでしたが、二の脚の速さは驚きでした。
レベル自体なんともですが、正直、短距離馬としてのイメージが無いので、次に向けてどう総括して良いのか悩ましいレースとなりました。

8月20日

2歳未勝利 札幌芝1500m
○キャプテンシー 1人気、2着
父モーリス(アドマイヤリード21)
サンデーサラブレッドクラブ注目馬 5000万

洋芝の稍重で力の要る馬場の中、前半はポジション争いで流れ、中盤で大きく緩んで、4角出口で再加速。上がり38.2を要したレース。
ゲートをポンと出て前にいくも、他馬も負けじと前に押し寄せてきたところで無理せず引いて、少し離れた好位を追走。
3角過ぎに前がペース落としているところで外から進出、勝ち馬へ併せながら大外から直線に入り、序盤の勢いは交わせそうに見えるも、最後は脚色が同じになり、結局届かずの2着。

初戦の内容から、最善と思われた距離短縮を陣営が選択した一戦であり、また、人気・相手関係から考えても、ここは負けられないという気持ちで見ていましたが、まさかの敗戦。
追走を見ると距離は合っている感じでしたが、距離を詰めて折り合って進めていても、期待からすると末脚の絶対量が今一つでした。
安い馬なら馬場等、仕方ないと言えるのかも知れませんが、1つ勝って満足するといった金額の馬ではないですからね・・・。

2歳未勝利 新潟芝1800m
○シトラール 1人気、2着
父スワーヴリチャード(ジンジャーパンチ21)
キャロットクラブ注目馬 5000万ダート

各馬、前への意識が高く、固まりながらも流れた前半となり、3・4角で緩むも、ラスト35.5とこの条件では比較的上がりを要したレース。
スタート五分も、二の脚今一で後ろからも、行き脚がついてからはスムーズに取り付いて固まりとなった集団の後方。
徐々に進出しながら、4角外から直線に入り、あっさり交わしそうな感じで末を伸ばすも、アクション程には前に進まずの2着。

新馬戦で3着している良血馬とあって、断然人気で迎えた一戦。
このレースは、軽い馬場で全体時計はそこそこ出ていますが、前半流れて余力を削がれ気味な点を差し引いても、直線で伸びやかさの無い、推進力に欠ける走りとなっている馬が多く、この馬も伸び始めのフォームが長く続かない感じで、初戦にも少し見せていた甘さが今日も見られたという感じ。
良血馬なので芝に拘るでしょうが、上まではどうかな、という内容。

○マイネルディレクト 6人気、7着
父ロージズインメイ(フライングメリッサ21)
ラフィアンターフマンクラブ注目馬 1500万

スタート後手を踏んだ後、勢いをつけて前に取り付き、先団の一角を確保して進め、4角で手綱が動かしながらも前に付いていき、直線前半ではシトラールの直後に付けるも、そこから内に入れて伸びずの7着。

んー、また新潟外回りに使うのか・・・という気持ちでしたが。
この条件で結果を求めるのは酷ですが、追走面が前走より良かった点はあったかと思います。ゲートの出の改善は必要ですが。
何よりも、条件替えが無い限りは何とも言えないですね。

2歳新馬 新潟芝1800m
○リヤンドゥミラクル 4人気、5着
父ルーラーシップ(ツインエンジェルズ21)
千葉サラブレッドセール23注目馬 2900万

スローな前半から、仕掛けも遅く実質2ハロンの決め手勝負。
ゲートを立ち遅れ気味も、各馬が様子見の間に前、ハナへ。
4角を回ってからも溜めて、追い出しを待つ形で直線に入るも、最速11.1の直線半ばで完全に切れ負けし、5着入線。

今日は新馬戦なので仕方ないですが、ルーラーシップ産駒らしく切れに欠け、あそこまで溜めても意味がないという内容。
全体に流れるか、早目に動かしていくレースで補っていくしかない感じで、小回りコースで前進する事に期待します。

○アグリアス 5人気、11着
父シュヴァルグラン(トゥーピー21)
セレクトセール21(当歳)注目馬 3800万

いやー、良いところが全く無くて・・・。
唯一スタートは良かったですが、速い脚が無いとかいうレベルでは無くて、道中走っているフォームも思っていたものとは違うものでした。
これはちょっとどう言っていいのか分からない・・・。
ショックの大きい負け方でした。


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