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参院選の結果について

(サムネに深い意味はありません。笑顔がよかったので使いました)

Twitterにも投稿したけど、noteで整理してみる。

あまり意識したことのない選挙戦を、少しだけ可視化してみることで色々と見えてきた(今回初めて意識した)ことを記してみよう。

まず今回の参院選は、125の議席を奪い合う為に545人の候補者(比例重複までは調べてないから延かも)が集まった。

立憲民主党の敗北と自民、公明党の勝利

また、今回の選挙結果を見て分かるのは、最近よくある立民一人負けと、自民の一人勝ち。これはある意味当然の結果で、反自民票は割れるけど分散してるから漁夫の利状態で自民が勝つって奴ね。

そしてそもそも選挙区の闘い方が与野党で真逆。与党は必要な候補者だけで勝ち抜いているのに対して、野党は無駄に擁立し過ぎて供託金その他の無駄遣いしかしていない。 公明なんて完璧だし、自民なんてN党より少ない候補者できっちりほぼ全員当選させてる。

N党の戦略と選挙区

ちなみにN党が擁立したのは全改選議席の数にほぼ等しく、東京と神奈川で1つずつ足りなかっただけ。よくそんな人と金集めたね🙄

全75議席の内、73人を擁立してる。

それから参政党が諸派(参政党)なのは、政党要件を投票前は満たして無かったから。だから諸派に全員分類されていたが、この集計にあたり、興味もあるので特別に分けてみた。

それから比例についてもやはり自民公明は強い。それもこれも野党がいがみ合ったお陰。
乱立して得するのは結局自民公明。

参政党の結果について

ちなみに俺のTwitterのフォロワーには参政党支持者も多いのでこちらについて特筆する。
尚、俺自身は参政党に対しては中立的で、二大政党制を目指す為、不本意ながら立憲民主党を推していると言うのが本音。

参政党の結果について、本当は選挙区で擁立された全員の得票数とか個別に抽出したが、流石に多いし色々とあるので省く代わりに纏めの数字だけ示しておく。



一人一人の候補者の得票状況はこの通り。全国の選挙区で併せて2百万票。順位は平均で5番目。殆どが一人区なので惜しい選挙区すら無し。


そうなると気になるのが供託金その他のでおいくらお国に没シュートされるか。ルールは画像の通り(ちょっと小難しく書いてあって自信ないので間違いあるなら指摘ください)


参政党に関してのみ、選挙区の立候補者45人について独自に一人一人上記の計算式を当てはめたところ、41人が該当すると思われるので合計1.23億円が没シュートされます。

また比例についても、1(当選)/5(立候補)しか通ってないので18百万円没シュートされます。
これはあくまで供託金だけに限った話ね。
他にも選挙カーやらポスターその他様々な金銭的努力が消えていったことでしょう。

こうやって参政党の軌跡を振り返ることで、選挙制度、そして選挙戦の戦術がどうあるべきか、結構問題は見えてきたように思う。

・野党共闘して与野党のサシ対決にしないと俄然与党有利
・野党内選挙協力は必須(自公を見よ!)
・金がめちゃくちゃ掛かる制度
・選挙区で無闇やたらと擁立すりゃいいってもんじゃない
・N党は多分広告ビジネスでしょ


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