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函館2歳ステークスとアサヒのキャンティ

先週の競馬

 先週は待ちに待ったバーデンバーデンカップ。結果はこんな感じでした。

 僕の買ったオールポッシブルは最下位! 1200メートルの短いレースでしたがやっぱり競馬は展開が大事。周りの馬の勢いに飲まれちゃってる感じだったなぁ。しかし先週飲んだマルクグラフ・フォン・バーデンのワインが美味しかったし、来年もたぶんバーデンバーデンカップをやります。来年こそは的中だ。

今週のワイン

 というわけで今週のワイン予算は1000円。このワインはいろんな輸入業者がやってますが、これはアサヒビールが輸入したものです。

 ゾーニン ヴァンティテッレ
 キャンティ 2016

 イタリアワイン随一の知名度を誇るキャンティ。ブドウ品種はトスカーナ名物サンジョヴェーゼ。作っているゾーニン社は超大手でイタリア中でワインを作っており、この「ヴァンティテッレ」という名前はイタリア全20州の土地を意味しています。つまり全イタリアの土地のワインを手掛けるシリーズの中の、トスカーナ州のキャンティはこれですよというワインなわけです。

 音声配信でも話しましたが、このワインは池袋のレストラン(というかダイニングバーみたいなとこ)で頼んだもので、1本空けて美味しかったのでもう1本頼んで、その残りを持って帰ってきたものなんです。お店でのボトル売りが1980円だったので、店頭価格1000円はしないだろうと思ったんですが、その後の調べでやっぱりギリギリ1000円切るくらいのワインであることがわかりました。

 ちなみにレストランで出てくるワインの価格は、だいたいレストランの仕入れ値の3倍が基準と言われています。1000円のワインなら3000円。もちろんお店によってまちまちなので違うことも多いですけど、それにしてもこのキャンティを1980円で出してるのはずいぶん良心的だなぁと思いますよ。
 ではレストランはいくらでワインを仕入れているのかというと、実はスーパーやコンビニで買う価格と変わらないんですよ。僕はレストランや居酒屋さんにお酒を卸す仕事をしているので、レストランや居酒屋の仕入れ担当さんからは「卸業者」と思われたりするんですが、酒屋はあくまでも「小売業者」なのでスーパーやコンビニと立場的には変わりません。
 もちろんBtoBとBtoCの違いはあるので、業務店には店頭価格よりは安く販売することがほとんどなんですけど、それも値引きの範疇です。また日本ワインなどで販売価格があらかじめ決まっている商品は一般消費者もレストランもまったくおんなじ値段で販売しています。

テイスティング

 そんな業界話をしたところで今日のテイスティング。まぁアサヒビール輸入のキャンティですから、テイスティングなんておおげさなことするまでもないんですが、やはりこれぞキャンティという王道の味わい。チェリーを思わせる果実味の乗ったミディアムボディ、タンニンは出しゃばらず、とにかくバランスがよい。料理の味わいを高めてくれるグッドワインです。
 キャンティはどこのビールメーカーも、また大手問屋の輸入部門も、そしてインポーター各社もやっているので無数にありますが、だいたいどれもおいしいですよ。昔はキャンティほどピンキリあるワインもないなどと言われていましたが、今はある程度信頼のおける業者の入れているキャンティだったら、まず悪いものなんてないんじゃないかな。このアサヒビール「ゾーニン」のも良いし、最近飲んだ中だと国分グループ本社のキャンティがすごくおいしかったです。どっかに売ってないかな。

今週の競馬

今週は函館2歳ステークスでいきます。実力未知数の馬ばかり16頭も出るので、こんなん当たるかよというレース。今回も複勝2頭とワイド1点でいきます。これだ。

  2 ヤマメ
 12 アザワク

 ヤマメはパイロ産駒。ダートに強い印象ですが洋芝の函館なので好走できるか。12のアザワクは門別ホッカイドウ競馬で2勝していて、その2勝とも上がりタイムがメンバー最速。この2歳戦では門別勢の活躍にも期待したいということで選んでみました。それぞれの複勝に400円とワイドで200円。楽しみです。

 というわけでまた来週~

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