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思い出の朝日杯FS

皆さんお疲れ様です!
うまうま情報局のカキツバタです!
本日は『思い出の朝日杯FS』をやっていきます!
最後まで読んで頂けると嬉しいです!

栗毛の怪物

1997年の朝日杯3歳S(当時の朝日杯FSの呼び名)です!
新馬戦で3馬身、アイビーSでは5馬身、京成杯3歳S(現京王杯2歳S)では6馬身と走る度に着差を広げていくその姿に付いたあだ名は『栗毛の怪物』でした!
その怪物が本物かどうか確かめるためにもG1の朝日杯3歳Sを勝って証明したいところです!
レースは3歳(当時の年齢表記・現2歳)のレースにしては半マイルが45.4秒と速いペースで進み、このペースを中団から虎視眈々と前を見ながら、スパートのタイミングを測っていたグラスワンダーは3、4コーナーで一気に前との差を縮めて直線に入ります!
直線半ばで先頭に立ったグラスワンダーは後は千切る一方でした!
着差こそ2馬身半でしたが、当時の3歳レコード!(年齢表記は当時のもの)
しかも、1分33秒6と3歳馬(当時の年齢表記)としてマイルを初めて1分33秒台で走った馬になりました!
スクリーンヒーローを通じてモーリスに血が繋がり、現在も父系に名を残している名馬ですね!

空気の読めないイタリア人

2015年の朝日杯FSです!
武豊騎手がG1完全制覇まで朝日杯FSだけだった頃のことです!今はホープフルSが増えたせいでまた後一つですけど
新馬戦、デイリー杯2歳Sと連勝して朝日杯FSを1番人気で迎えたのは鞍上武豊騎手のエアスピネルでした!
戦前は武豊騎手のG1完全制覇のムード一色でしたが、思わぬ伏兵がいました
それが新馬勝ちしたばかりの良血馬リオンディーズでした!
父キングカメハメハ、母シーザリオと活躍を約束されたかの様な良血で、レース当日も離れた2番人気に支持されていました!
レースは中団からレースを進めたエアスピネル手応え充分で直線を迎えてあっさり抜け出したかに見えたのですが、道中は最後方から脚を溜めていたリオンディーズが大外からエアスピネルに襲いかかります
懸命に抵抗するエアスピネルをなんとか3/4馬身差で振り切ったリオンディーズに軍配が上がりました!
武豊騎手がこのレースを振り返って言った言葉が『空気の読めないイタリア人がいるから』ですが、これはリオンディーズ鞍上のミルコ・デムーロ騎手の事ですね!
でも、これは褒め言葉だと思います!
ミルコ・デムーロ騎手の事を認めている上に仲が良いからこそ言える言葉なのだと思います!

エアスピネルは合計3度のG1での2着がありますが、マイルCSではミルコ・デムーロ騎手鞍上のペルシアンナイトの2着ですし、フェブラリーSではルメール騎手鞍上のカフェファラオの2着でした。
外国人ジョッキーにいつも泣かされてますね

遂に掴み取った朝日杯FS

2021年の朝日杯FSです!
この年の1番人気は、新馬戦、新潟2歳S、デイリー杯2歳Sと3連勝中のセリフォス
でした!
鞍上もクリスチャン・デムーロ騎手を迎え、盤石の1番人気と思えましたが、2番人気のジオグリフも新馬戦、札幌2歳Sと連勝中、3番人気のドウデュースも新馬戦、アイビーSと連勝中だったので、どの馬が連勝を伸ばすのか注目の一戦でした!
直線は早目に先頭に立ったセリフォスを外からドウデュースが半馬身交わしたところがゴールでした!
ドウデュースの鞍上は武豊騎手でした!
遂に朝日杯FSを勝ちました!
これで勝っていないG1はホープフルSのみとなりました!
それから毎年武豊騎手の乗る馬の単勝を買ってます笑
いつか当たると良いなぁと思って買い続けます!

エアスピネルとリオンディーズは父親が同じキングカメハメハで母親が同世代のクラシックでしのぎを削ったエアメサイアとシーザリオでした
朝日杯FSで勝ったリオンディーズは怪我もあって早目に引退して種牡馬入り、負けてしまったエアスピネルはその後もG1で惜しい競馬をしながらも勝てずに引退と明暗が分かれる結果
になってしまいましたね
優勝劣敗の世界とはいえ厳しいですね

ここまで読んで頂きありがとうございました!
またお会いしましょう!
うまうま情報局のカキツバタでした!