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ジョッキー45°情報刊(38号)

皆さん、いかがお過ごしでしょうか??

天皇賞はタイトルホルダーの快走にただただアタマが下がるだけだった男、ウマママンです。

いや、正直な話、タイトルホルダーは横山武史騎手でなく、横山和生騎手ということでちょっと評価は甘めだったのですが、それが申し訳なかったほどの快走ぶりで、恐れ入りました

よくよく思えば、天皇賞の前週の東京で芝1600m(4/24の東京8R)ではありますが、中盤で緩める逃げをかましていたのを思うとペース配分もコツコツ練習していたのかと思いました。

横山和生騎手のG1初制覇、おめでとうございます!!

それでは、今週のラインナップはコチラになります。

●春を告げる直線! 新潟開幕!!

●NHKマイルC 狙うは「あの騎手」か?

●スポットライト・ジョッキー

今週から開幕を迎える新潟開催。名物の千直レースも見どころですが、昨年のリーディングを元に検討していきます。
そして、春のG1で1番騎手のG1初制覇が多い波乱の3歳マイルG1
NHKマイルカップも掘り下げていきます!

●春の新潟リーディング

春のG1開幕と共に、春の福島が開幕。
その福島が3週終わると、次なる舞台は
芝の直線1000mが名物の新潟競馬場へ。

そして、若手騎手を中心に東西の本場とはまた違う緊張感の中、しのぎを削る戦いが待っています。
その新潟競馬場で中心となりそうな騎手をピックアップしました!!

🥇勝率リーディング

1位 鮫島克駿騎手(14.6%)

新潟で、昨年リーディング上位だった菅原明良騎手や横山和生騎手が不在となりそうな中では、中心となりそうな騎手となるのが
昨年も上位だった鮫島克駿騎手。

先週は1日4勝で節目の勝利も達成しただけに、調子は上向き加減。
今回も中心として活躍出来るか。

2位 秋山稔樹騎手(10.9%)

昨年の新潟開催で驚異的な偏りで勝率上位に食い込んできていたのが今年2年目の秋山稔樹騎手。

2着は無かったものの、1着だけは5勝。
リーディングでは単独5位となる活躍があったが勝利の4/5は【3歳未勝利戦】だっただけに
狙うにしても平場の前半だけが無難かも。

3位 亀田温心騎手(12.9%)

拠点を栗東から美浦に移し、その成果からか
福島でも調教からレースまで乗り込み、結果を出している実力派となってきた亀田温心騎手。

好調を維持したまま、昨年も結果を残した新潟競馬場へ挑む。
若手ながらも、拠点を移すという決断は
それなりの覚悟や想いがあるだけに、この新潟開催でも欲しいのは【結果】
この新潟ではとにかく1着が欲しい。

💰馬券率リーディング🐴

1位 津村明秀騎手(30.4%)

1位にしたのは、実力と経験から期待も込みで津村明秀騎手。
昨年の勝率リーディングでは、8.7%と低めだったが
連対率では21.7%と大幅に向上し、馬券率では30.4%と軸ならば期待値は高い。

しかしながら、平均的に全ての着順を取っていくので今年も安定感では1番か。

2位 鮫島克駿騎手(34.1%)

勝率が高いというのは、同時に馬券率も向上しているという事でかなり高いアベレージを記録している。
気になるのは、連帯率と3着との差

連帯率は26.8%で2着も5回と好成績ながらも、3着は3回のみ。
しかも去年は大穴の2着が多く、平均人気は5.4人気となっているので
馬単の2着軸として狙うと高配当をつかめるかも??

3位 丹内裕次騎手(23.8%)

昨年は勝ち鞍が2回に対して、2着が6回という新潟のシルバーコレクター
でもある丹内裕次騎手

ローカルでは、そこそこ人気薄でもG1騎乗経験があるからか、2着など阿智負けに食い込ませてくる力は見せている。

今年は福島でのリーディングを獲得するなど、力は少し抜き出た存在。
昨年の中心騎手がこぞって抜けるだけに大爆発もありそうな予感。

★注目騎手☆

★西村淳也騎手

今回の新潟開催で大きく違うのが、昨年の今頃に活躍した
菅原明良騎手・横山和生騎手・坂井瑠星騎手と「不在」の分、浮いた勝ち星などがあるのですが
その争いの一角になりそうなのが、西村淳也騎手。

福島では好成績を収めているだけに、勢いもある。
またここ最近も腕を磨いていて、実力もついていているので波乱を起こしながらも、期待が出来そうな気がします。

★角田大和騎手

今、やる気があるというか、必死に燃えているのが角田大和騎手

理由は、今年デビューした弟の角田大河騎手。
デビュー戦から2連勝と華々しいデビューを飾り、西の本場を拠点に騎乗している弟に負けじと、ローカルで結果を出していて
昨年は年間20勝だったが、今年はすでに12勝

すでに昨年を大きく上回るペースで勝ち星を伸ばしているだけに、若手の成長力にも期待したくなる。

今回の新潟開催での注目はやはり、昨年活躍していた騎手が不在となる中で、浮いてしまった勝ち鞍の争奪戦が始まるので
ここを制した騎手は、夏の開催時期でも注目していきたいところです。

●波乱巻き起こる NHKマイルカップ

先週の長距離G1の天皇賞から舞台は東京に移り、3歳馬によるマイル距離の決戦となる「NHKマイルカップ」
以前は、皐月賞や桜花賞などのクラシックレースに外国産馬は出走できなかった事もあり、外国産馬にとっての目標レースとなっていたG1レースで
今では、スプリンター路線を目指す3歳馬の試金石となっているレースになっていて、
皐月賞や桜花賞に出走しながらも、ダービーやオークスの距離延長が不安だったり不向きな場合は、こちらで路線変更することもすくなくない。

📝傾向✏

1筋縄では決まらないG1レース

過去10年の戦績では、1番人気と2番人気が勝利しているのが6回あるのだが
一昨年は9番人気のラウダシオン・2013年には10番人気のマイネルホウオウが制覇し、年によっては大波乱もありうるG1レース

騎手で見ても、波乱の理由があり、春のG1シリーズの中でG1初勝利が1番多いのが、このNHKマイルカップで、春G1が初制覇した騎手が25人いる中で
NHKマイルカップが初制覇となったのは
内田博幸騎手・秋山真一郎騎手・藤岡佑介騎手・勝浦正樹騎手・柴田大知騎手・藤岡康太騎手の計6人

3歳という実力が拮抗した世代同士の勝負に、マイルという短い距離での勝負なだけに、チャンスが多いのも波乱の一つか。

重賞経験がアドバンテージか

NHKマイルカップでのデータとして、信頼できそうなのが
前走のグレードと着順。

これまで、皐月賞・桜花賞で5着以内に入り、掲示板に乗りながらも次走でNHKマイルカップを走ったのはこれまで8頭いるが成績は【4-1-0-3】となっていて
勝率50%という数字が物語るように、世代のトップクラスでもまれ
結果を出したというのは実力があるということで、評価したいところ。

また、前走でG2・G3でも2着までに食い込んでいた馬も実力がある証拠となっていて、特にG2のニュージーランドトロフィーで結果を残した組が
ここ最近では好走しているだけに、クラシックに出なかった組でも注目は多い。

堅めからの紐の大荒れ

勝ち鞍の話ではなく、馬券内の話をするとこのNHKカップは馬券内が
ここ10年のうちに、1~5番人気で決まったのは
2015年のクラリティスカイが勝った時の3-4-2番人気で決まった一回のみ。

更に、10番人気以下が馬券に来たのがここ10年で5回もあり、2014年にいたっては、1着が1番人気ながらも2着は17番人気・3着12番人気で
3連複でも18万越えの大波乱となっている。

ここまで荒れるなら、1番人気や2番人気から大穴に流す無謀ともいえる策も、夢へと変わる。それがNHKマイルカップになっています。

現実的な話で無難に狙うとするならば、人気1頭から総流しするなど
一点絞りをするよりも、手広く流しておきたいところ。

👓注目騎手✨

息子の念願を見届け、勝利のマイルで覇権を握る

横山典弘騎手

先週の天皇賞で、長男の和生騎手が念願のG1勝利を挙げ、次は父親の番。

マテンロウオリオンとは、ダービーの登竜門でもあるシンザン記念を制していて、ニュウージーランドトロフィーも2着と実力は十分。

親子の流れに実力馬とのコンビでマイルの世代覇者としてここで君臨するか。

天皇賞の失態は同じG1という舞台の結果で黙らせる

川田将雅騎手

天皇賞ではゲート直後で落馬してしまい、カラ馬がタイトルホルダーに並走し、結果としは後続馬の障害として逃げ切りを後押ししてしまった形となってしまった。

今回の件に関しては、本人もリベンジの機会を伺って居そうなだけに
2歳からイチオシしていた馬とのG1レースには気合乗りも相当。

前走はG3のアーリントンカップを鮮やかに勝っているだけに、ここで結果を出したいと思っているはず。

兄の好調の波に乗る。未知のローテで兄弟連勝を決める

横山武史騎手

今回、隠れた実力馬を任された横山武史騎手。

騎乗するソネットフレーズは、朝日杯でも活躍し、今回も一番人気濃厚のセリフォスにデイリー杯2歳Sでは、クビ差で健闘していて
イクイノックスのように十分な調整を利かせただけに調子は上々。

デイリー杯では、のちの重賞勝ち馬でもあるプルパレイ・スタニングローズにも先着しているだけに、能力は確か。
あとは、G1レースで絶不調の横山武史騎手が兄弟の勢いを借りて一変できるか。

重賞で風穴を開けてきた旋風、NHKマイルの風潮も味方に

松若風馬騎手

NHKマイルカップの大荒れの傾向を味方に、地道ながら重賞で活躍を見せているタイセイディバインと松若風馬騎手。

今年の3歳重賞、ファルコンS・アーリントンCではどちらも
人気薄ながら、両方とも2着と食い込んできているだけに力は重賞クラスにも肉薄している。

松若風馬騎手としても、G1は高松宮記念で1勝しているが降着があっての繰り上がりの1勝というだけに、人気薄でもチャンスが巡るG1で正真正銘、文句なしの1勝を手に入れたい。

◎ウマママン予想✖

今回のNHKマイルカップの仮予想はこんな感じです

◎ダノンスコーピオン/川田将雅騎手
○マテンロウオリオン/横山典弘騎手
▲タイセイディバイン/松若風馬騎手
△インダストリア/ダミアン・レーン騎手
△ソネットフレーズ/横山武史騎手
☆ジャングロ/武豊騎手
☆プルパレイ/ミルコ・デムーロ騎手
☆ダンテスヴュー/吉田隼人騎手

本命◎にしたのは、天皇賞の事も考えて川田将雅騎手に託しました。
仕上がりというか成長途上でもあるようですが、ここで逆に勝ち切れるなら今後も期待は高くなるだけに、頑張ってほしい。

結果を出しながらも人気薄になっている松若風馬騎手は抑えるか軸にしてみたい。
戦った相手も、プルパレイにダノンスコーピオンとここでの人気どころというだけに穴目から狙うなら仕留めてみたい一人。

あと、気になるのは桜花賞・皐月賞組からきたダンテスヴューは新馬から評価が良いだけに一変も期待してみたい。

波乱も気になるNHKマイルカップは今度の日曜日になります!!

●スポットライト・ジョッキー

今週、スポットライトを当てるのは先週、節目の勝利を迎えたこちらの騎手

菱田裕二騎手

生年月日 1992/9/26
身長 160cm
血液型 B型
星座 てんびん座
出身地 京都府
競馬学校28期生

京都の一般家庭で育った菱田裕二騎手だったが、子供のころから運動センスはずば抜けたサッカー少年で、小学校1年生の頃から始めたサッカーでは
京都サンガFCのジュニアチームに入団し、同期にはのちにプロ入りした
駒井善成選手などと共に汗を流していて
「将来はプロ選手になる」と意気込んでいた。

京都サンガF.CのTwitterより

しかし、体格が小柄だった菱田裕二騎手は、中学に上がる時にはサンガU-15に昇格することができなかったが、ギャンブルのしない父親に連れられていったのが2004年春、横山典弘騎手が騎乗したイングランディーレが制した天皇賞(春)を見た菱田裕二騎手は
「サッカーよりも面白い世界を見つけた」と心を震わせた。

中学は京都の藤森中学に通い
菱田家では、「自分のことは自分でする」と教えられていた事もあり
図書館で馬にまつわる本を熱心に読み漁り、自ら乗馬クラブへの資料請求し、サッカーは続けていたものの騎手への夢は日に日に大きくなっていた

サッカーの道を選ぶか、騎手の夢を追うか。
中学2年の終わりころに、決断を両親に話した。
「サッカーを辞めたい。これからは騎手を目指したい」

その話を聞いた父親は猛反対。
ちょうどそのころ、サッカーの先生から菱田裕二騎手はサッカーの「プレイヤー」では無く、「指導者としての素質」を見出されていたのもあるが
何より、命の危険が伴う世界に飛び込むという覚悟があるのか不安だった。

【騎手になるなら、勘当する】という父親の意思に対して菱田裕二騎手は

それでも構わないので、騎手を目指せてください

と泣きながら訴え、父親もその意思の強さに白旗を上げ、晴れて騎手を目指すべく競馬学校を受験。
2008年に競馬学校27期生として嶋田純次騎手・横山和生騎手と共に入学を果たす。

しかし、競馬学校でも試練が待っていた。
1年生の頃、乗馬の障害で幾度となく落馬し、障害に対しての恐怖心から
「メンタル面の脆さ」から、まさかの留年。

保護者を迎えた面談で、教官からも「プレッシャーに負けている状態」と両親にも伝えられ、父親からは「チャンスだと思え。」と背中を押されて
競馬学校を留年し、4年間かけて28期生として卒業。

栗東の岡田稲男厩舎所属騎手として、2012年3月3日の中京1Rバトルマグマでデビュー(4着)
初勝利は間が空き、4月14日の阪神1Rのトーブプリンセスで挙げると
年間422鞍に騎乗し、1着23鞍・2着25鞍の活躍で同期の中井裕二騎手も同じく23勝を挙げたが、騎乗停止処分が無かったことから
関西の新人賞でもある「中央競馬関西放送記者クラブ賞」を受賞した。

デビュー2年目には、3月16日にG3 ファルコンステークスをカジノランナウェイで重賞初騎乗を果たすと5月5日のG1 NHKマイルカップにディアセルヴィスでG1レース初騎乗を経験

8月には見習い騎手のアジア戦「アジアヤングガンズチャレンジ」にJRAの推薦騎手としてニュージーランドに向かい、海外初騎乗を経験するなど
充実の2年目を過ごしていた。

3年目となった2014年は年間で64勝をあげ、若手として活躍した一方で
G3 京成杯やG1 菊花賞での斜行などによる制裁や騎乗停止処分が多く
この年の最多制裁点をマークしてしまい、ネットなどでも
「下手くそ」や「妨害屋」などと批判もあった。

しかし、そんなときでも師匠の岡田調教師は菱田裕二騎手に騎乗を優先的に回すなどバックアップもしてくれた。
その後も安定した成績は残し、重賞に騎乗するも勝ち切れない年が続いていたが、騎手7年目の2018年

8月19日の小倉で行われたG3 北九州記念を6番人気のアレスバローズで差し切り、自身初の重賞制覇を果たすと
暮れのG2 阪神カップではダイアナヘイローで制覇し、G2も制覇。

2020年には、新潟のG3 アイビスサマーダッシュを
ジョーカナチャンで制覇し、スプリントのレースでは存在感を見せ始めてきた。

その経験から現在は、2021年に中距離のG3 福島記念を逃げ切ったパンサラッサや2022年の長距離のG3 タイヤモンドステークスをテーオーロイヤルの手綱を握り、先行策で勝つなど
長距離戦線でも存在感を出し、伸びに伸びている騎手の一人となっている。

そんな菱田裕二騎手ですが
プライベートは謎が多く、本人も「あまりプライベートは見せていない」と言っていてプライベートな事を知る人は少ないが
騎手時代の武幸四郎調教師とはよく呑み遊んでたいたらしい。
また、大の風呂好きで1日4回は入る。

菱田裕二騎手と岡田稲男調教師の師弟愛は、今の栗東イチ熱いと噂になっています。

あと、黒目が大きく茶色の眼ということで、初対面の人から高確率で「カラコン入れてる?」と聞かれていて
新年会などではガチ枠の女装役に駆り出されている

トレーニングコーチは福永祐一騎手と同じ方で、騎乗などでも
1度頭で理解しないと実戦できない理論派のため、一度に多くのアドバイスをされるとパニックになってしまう。

若手の一人として、まだまだ伸び続ける菱田裕二騎手が目指すのは、もちろん

G1レースの制覇

近年は、重賞でも活躍の機会を増やし、逃げ・先行馬を中心に結果もついてきていて、先日の天皇賞(春)でも3着と健闘し、G1のタイトルも近くに気始めた。

若手時代から、派手さはなくとも少しづつ経験と実力を蓄えてきた菱田裕二騎手。

G1レースを勝つことは、騎手としての栄誉であると共に
菱田裕二騎手にとっては、騎手になる道を厳しいながら支えてくれた両親へ・育ててくれた岡田調教師への「恩返し」にもなる。

念願のG1制覇に向けて、地に足をつけ、その山の先を目指していく。

来週のスポットライト・ジョッキーは

勝浦正樹騎手

にスポットライトを当てるので、よろしくお願いいたします。


~あとがき~

今週もお読みいただき、ありがとうございます。

GW中は仕事に競馬に追われながら
休まず、財布は軽くなるほど頑張って走り切ったので、今週末はガンバります(笑)

皆さんはGW中の交流重賞はじめ、いかがでしたでしょうか??
今週末、まだ巻き返せたり、増やし続けたりできます!
私は、今週でタブレットを買えるほど回収します!!

それでは、皆さんの競馬ライフが素晴らしくなり、馬券も的中の嵐が巻き起こることを心よりお祈りしております!!
また来週もよろしくお願いいたします!!
                    ~ウマママン~

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