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ジョッキー45º情報刊(セントライト記念号)

皆様、お久しぶりです。
というか、「やっとかよ」という声も聞こえそうですが、色々あって離れていましたが
【ジョッキー45º情報刊】を来週から復帰させて頂きますので
今週はリハビリ的な事も含めて
セントライト記念の一記事だけとなりますが、お読み頂けると幸いです。
前に読んでいた方も新規様も
よろしくお願い致します🙇🙇🙇

セントライト記念の傾向

現在は「朝日杯」の冠がついているが、以前は「ラジオ日本賞」だったセントライト記念。
日本競馬史上初の3冠馬となったセントライト号にちなんだこのレースは
クラシック最後の一冠、菊花賞へのトライアルレースとして行われる大事な1戦となっています。

・狙うべきはダービー組か?夏競馬組か?

セントライト記念は3歳馬限定競争という事で、既に皐月賞やダービーに出走した組の始動戦と夏競馬でチカラと勢いを付けた組との初顔合わせになります。

ここ10年で1番勝ち鞍を排出しているのは
前走が日本ダービー出走組で6勝。
続いて夏競馬のG3 ラジオNIKKEI賞出走組が2勝となっている。
それ以外では2013年に1勝クラスから勝ったユールシンギングと2017年に2勝クラスの特別戦を勝ったミッキースワローの2頭。

素直に信頼するなら、やはり日本ダービーという大一番を戦った組は侮れないのがある一方で、出世レースとされるラジオNIKKEI賞に出ていた馬も、昨年はそこで12着だったアサマノイタズラが快勝したケースもあるので
チェックしておきたい。

また、穴狙いで別線を狙う場合、気を付けたいのが
日本ダービー・ラジオNIKKEI賞以外の重賞組。
実はその他の重賞組では、ここ10年で勝率・連対率は共に0%で、馬券率もわずか2鞍のみのため、穴狙いの場合は重賞以外で勝ち上がった組から狙いたい。

・程よく使い、休養も挟んだ成長を加味

最も強い馬が勝つと言われる菊花賞へのトライアルレースというだけあって
経験だけ・素質だけでは勝ち切れないのがこのセントライト記念。

最も信頼出来るのが、セントライト記念で6戦目・7戦目となる3歳馬。
程よく実績と成長が促されているのかここ10年では合わせて8勝を上げているだけに
キャリアの数にも注目しておきたい。

それと偏った成績としてはセントライト記念が6戦目の場合
勝利は3勝しているものの、2着は0回
3着も2回とアタマ以外の信頼性が若干薄めなので思い切って馬単などのアタマ固定で狙うのも1つの手かと。

・「3日目」という変則ローテーション

勝ち馬を見付ける上でもう一つ気になるのが
セントライト記念が月曜日という事。

「流石に毎年の事だろう」と思われるかと思いますが、問題は騎手としてのカラダのバランスです。

基本的に、騎手という仕事の場合
月曜日は「完全オフ」という仕組みになっていて、経験としてありませんでしょうか?
皆さんが休みをとった日が仕事の関係で1日延びてしまうと、その1日
カラダが重いとかヤル気が入らないことは無いでしょうか??

騎手だって人間ですから、どうしても染みついている習慣がズレると調整が難しい人が居ますが、稀にそれでハイテンションに突入する方も居ます。
イチオシジョッキーはそんな3日目に強い騎手も注目してみます。

〇3日目、セントライト記念
   オススメのジョッキー〇

3日目の成績だけはトップジョッキー級

田辺裕信騎手

昨年のこの時期にも紹介しましたが、3日目の成績だけを観るとトップジョッキーも疲れからか成績を落とす一方
3日目にはグングンと成績を伸ばすのが田辺裕信騎手。

自身が中山巧者というのもありますが、3日目での勝率では川田将雅騎手・ルメール騎手以上の成績を残しているだけに、
土日の2日で目立った活躍を見せなかった場合は、月曜日に炸裂しそう。

地方叩き上げのスタミナと根性は◎

戸崎圭太騎手

3日間の競馬といえど、地方叩き上げの騎手ならばその日数は日常茶飯事。
むしろ、地方競馬で鍛えられたスタミナと根性がプラスに働きそうなのが戸崎圭太騎手。

今年は自身のコンディションも良いのか、成績も昨年以上に目立ち好調をキープしていて
出走馬は前走、調子を少し落としながらも勝利しているだけに
仕上がりと鞍上の好調も相まって期待できそう。

夏競馬を経ての復調気配は抜群

菅原明良騎手

春の京成杯の勝利からクラシック戦線に名乗りを上げたオニャンコポンと菅原明良騎手。

しかしながら、クラシック戦線では活躍する場面を作れず、最後の一冠の菊花賞を狙いに行くが、それ以上に鞍上である
菅原明良騎手の復調気配がやっと見えてきた。
昨年は勝ち鞍を増産して、ブレイクしたが
今年に入ってからは昨年の勢いが鈍っていたか、この夏競馬期間で見事に復調。
ひと夏超えての活躍を誓うコンビが躍進を目指す。

夏越えた伏兵コンビが牙を剥く

石橋脩騎手

セントライト記念で大駆けしそうな雰囲気が漂うのが石橋脩騎手とボーンディスウェイ。

決してクラシック戦線で活躍した訳でも無いが、むしろここまで蓄えてきていて
調教で仕上がりの良さを見せると好走しており、弥生賞ではアスクビクターモア・ドウデュースに次ぐ3着とチカラの片鱗は見せている。
傾向的にも前走がラジオNIKKEI賞で、鞍上の石橋脩騎手としてはクラシック戦線の重賞では乗り替わりになる事が多かったが
今回は継続騎乗というだけに結果が欲しい。

⭕セントライト記念予想❌

ウマママンの予想としては

◎アスクビクターモア/田辺裕信騎手
〇ボーンディスウェイ/石橋脩騎手
▲ラーグルフ/戸崎圭太騎手
△オニャンコポン/菅原明良騎手
△ショウナンマグマ/横山武史騎手
△セイウンハーデス/幸英明騎手

本命はやはりアスクビクターモアの田辺裕信騎手。
同世代の実力馬が揃ったG1レースで常に上位争いをし、差し傾向が強い馬場だった日本ダービーで先行粘っての3着は
スタミナと根性があることの裏付けにもなった。

対抗評価はボーンディスウェイの石橋脩騎手に。
初勝利後は、ラジオNIKKEI賞以外は2000m以上のレースに照準を合わせ
調教での仕上がりが反映されやすいが、それでも極端な大崩れも無く走るだけに
相手なりに安定した走りに期待できそう。

3番手はラーグルフと戸崎圭太騎手の勢いに期待。
ラーグルフは夏競馬前に、2勝クラスに格付けされたがホープフルSでは3着に入るなど素質は見限れないだけに這い上がった勢いが魅力。

あと、オニャンコポンと菅原明良騎手は春先のリベンジと鞍上の復調気配を信じてみたい。
ショウナンマグマは前走がラジオNIKKEI賞からの組で鞍上も横山武史騎手という事で
鞍上が昨年のリベンジに燃えてくることにも期待してみたいし
セイウンハーデスはダービー組ながら
道中は全くチカラというか見せ場が無かっただけに最後の一冠では存在感を出したいはず。

今年のセントライト記念はどうなることやら。
運命のレースは月曜日の祝日です!!

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