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【旅行記】鉛温泉藤三旅館 〜鉛温泉唯一の一軒宿〜 Vol.1

私の花巻旅の最終目的地はここでした。


岩手県花巻市の花巻温泉郷の最奥地にある歴史高い温泉宿がここ「鉛温泉藤三旅館」です。
その歴史は600年、時代を超えて語り継がれる伝承とその温泉の格式の高さに恐れ多くなりますね。

また、藤三旅館は文人に愛されており、鉛温泉を舞台にした小説「銀心中」は、昭和初期の文豪 田宮虎彦がこの宿に1ヶ月逗留して執筆したとのことです。

文豪を虜にしたのは温泉も去ることながら、その粋な建築もあると思われます。
木造で少し暗く、オレンジの照明で照らされた階段、客室からは当時の時代を感じさせる粋と贅を感じます。



私は湯治部を予約したので、宿の入り口から旅館部を通過して、さらに奥へ。
桂の湯、白猿の湯を経由して、湯治部の客室に入りました。

一言で言うと
時代というか年季を感じました。
この年季の入り具合も良いなぁと思いつつ、クーラーがない部屋での過ごし方を必死に模索していました。(この日は猛暑日で部屋内の温度は32℃でした)


このレトロな感じが旅好きの私にはたまりません。
何か私も執筆できたらなぁとか妄想に耽りました。


そして、藤三旅館の1番の魅力である温泉にいざ挑戦!

2023年7月現在入れる温泉は、
白猿の湯、銀の湯、桂の湯の3つです。

次回、この温泉の魅力を語り尽くしたいと思います。

それでは、また。

鉛温泉藤三旅館
岩手県花巻市鉛字中平75−1

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