3歳の息子は、クリスマスが終わってからもジングルベルを歌い続けていた。
初めは微笑ましく見ていたけれど何日かして気づいた。
これ幼稚園が休みで新曲がインプットされてないだけだ。
それから息子の前で「もーいーくつねーるとー」と歌ってみたけれど結局お正月になってもわが家はジングルベルが鳴り響いていた。

お正月といえば、困ったことがもうひとつ。
なんと娘がお年玉を親に渡さなくなってしまった。今までは何の疑問も持たずに渡してくれていたというのに。ついに気づいてしまったか。

元旦にお年玉をもらったとき、好きなものを買いたいと言うので、少しくらいならとイオンに買い物に行った。そこで娘は鍵付きの貯金箱を買ったんだけど、それ以降に貰ったお年玉は親に渡さず全部貯金箱に入れてしまった。
最初に貯金箱を買うあたり、確信犯かと思うくらい鮮やかな手口だ。その後、お年玉をこちらに渡すよう何度か説得を試みるも失敗に終わった。

数日後、僕は仕事で不在だったんだけど、その日は色々あって娘にYouTube禁止令が出ていた。
娘はどうしても観たかったらしく妻にお願いしたところ「じゃあ20分10,000円ね」と妻が言った。
すると娘は喜んで10,000円を差し出した。

僕が帰ってきてから「10,000円あればゲームも買えたしお菓子だって好きなだけ買えたのに」と言ったことで娘も事の重大さに気づいて「お金返して」と言ったけどもう後の祭りだった。

それにしても娘の金銭感覚が心配すぎる。お金の使い方は少しずつ教えていくとして、もうしばらくお年玉の管理は親がやっていこうと思う。

ところで僕が子供の頃に親に預けたお年玉はどうなったんだろう？そろそろ返して欲しいのだけど。