商品を購入して数日後にセール開催。定価で買ったものが半額で売られている…。

これはヘコみます。下手したら一日中引きずって仕事も遊びも手につかない。どうしてもう少し待たなかったんだよ自分！と心の中で罵倒を浴びせ、安く入手した人を恨めしそうに眺める。

時を戻したい！

はい。気持ちはわかります。私も同じです。
せめて同じ境遇になってしまった方々にこの記事を読んでもらって、少しでも前向きになってもらえたらと思います。

心の平静を保つためにネット上で調べたものをいろんな観点でごちゃまぜにしてまとめています。

気にしすぎる事のデメリット

悩みや心配事には二つの種類がある。君が何かできるものと、どうしようもないものだ。後者については、時間をかけてもしょうがない。　
デューク・エリントン　Wikipediaより

アメリカのジャズ作曲家　デューク・エリントンの言葉です。

人間は嫌なことを何度も思い出します。思い出し悩み続けると、どんどん気分が落ち込んでいきます。この状態のことはルミネーション(反芻：はんすう)と呼ばれています。

気分が悪くなり不眠や疲れの症状を引き起こす可能性があり、寿命にまで影響することがあるようです。
このストレスを抱えたままでは身も心も削られてしまいます。

セールを逃したという事実は変えようがなく、自分が悩み、考えてもどうしようもないことです。そんなことに捕らわれている場合ではありません。他にやるべきことがあるはずです。
自分がしたい事、人生で大切にしている事はなんでしょうか？

気にする事＝損失 と考えることが、気にしないことへの一歩です。

1,運が悪かったのは自分だけではない

”買った翌日 値下げ セール”などのワードでググると同じ境遇の人をSNS上などで見つけることができます。
同じ体験をした人は世界中たくさんいます。自分だけが特別運が悪いわけではありません。その事実を認識し、他者に共感すると心が落ち着きます。

2,時間を購入した

自分が欲しい、使いたいと思ったときに購入したのであれば、セールで安く入手した人より長く所持、体験している事になります。
その時間を買ったのだと解釈することで、自分は損などしていないと思い込みましょう。

3,買い物経験値が上がった

セール時期や周期がいつになるか?というショッピングの勘所やマインドセットが身に付いたと思います。これは自身の買い物レベルが上がった（賢くなった）という事です。これを機に、自身の買い物ルールを見直してアップデートしておきましょう。

「迷う理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめておけ。」
「安物買いの銭失い」
「買いたい時が買い替え時」

以上は買い物に対する名言や格言ですが、苦い経験をした後だと響くものがあります。いろいろ調べてヒントにしましょう。

4,自虐エピソードが増えた

人は悔しい思いをしたとき、同じ過ちを繰り返さないようにその思いは記憶に残り続けます。
忘れることができない事というのは自身のエピソードのストックになるということです。損した金額が多ければ多いほど不幸自慢マウントを取れます。

酒の席で同じ失敗をした人が目の前で凹んでいる…、そんな時がきたら
慰めの言葉として語れるように記憶の片隅に仕舞っておきましょう。

5,長く使える

人は高額であればあるほど、その金額の元をとろうとする心理効果が働くので、そのものを納得いくまで使い倒します。安いという理由で購入したものは結局使わなくなり無駄になる事が多いです。

自身の経験を振り返ってみてどうでしょうか？

この効果は「サンクコスト効果」と言われ、かかったコストが多ければ多いほどこの効果は強くなる傾向にあります。これはパーソナルトレーニングジムやオンラインスクール等で高額を支払い、自分を追い込む事で成果を得るという心理効果と同じです。

長期間使い倒すことができれば、そのものから得られる効果も大きくなり、満足な結果につながる可能性が高いのだと考えることができます。

6,むしろ感謝する

感謝とは自分を大切にしてくれる誰かの存在を実感している事です。
感謝するということはその感謝の対象は自分の味方であると感じることができます。厚意を向けてもらっていると感じると、人間の脳は安らぎを得ることができるのです。

素直に感謝するためのコツは、あえて自尊心を低くすることです。
そうすることで人を敬うことに抵抗がなくなり、他人への感謝の気持ちが生まれやすくなります。

商品を売ってくれた、体験を提供してくれた相手に感謝してみましょう。
セールがどうのこうのという思いは気にならなくなり、むしろ感謝しているからこそのお布施なんだと考えられるようになります。

7,運命は決まっていた

オカルトチックに考えてみましょう。
この世界で起こることは偶然ではなく、全て原因があると考えるのです。

投げたボールの落下地点が投げた強さ方向によって決まるというように、人が生まれてからこれまでの人生、環境、経験や感情はそうなるべくしてそこに在るのです。

そのため、その日時に自分が購入する決断に至るのは必然であり、自分がセールを逃したということは決まっていた世界線だったのです。どうしようもなかったということです。

8,宇宙を感じる

この世界はすべて二元性で成り立っています。
光と闇、昼と夜というように、プラスエネルギーの状態があり、マイナスエネルギーの状態もあります。
エネルギーは作ることも破壊することもできないかわり、その性質は変化し続けます。

宇宙のすべてのものは振動しています。
波にはサイクルがあるように現在のエネルギーが苦しいものでも、いずれ楽しいエネルギーが巡ってくるのです。そしてプラスマイナス0に収束していきます。
このようにスケールを大きく考えると悩み事は結構どうでもよくなります。

以上です。定価購入後に半額セールされた時の心の保ち方8選でした。どれかひとつでも前向きになれるきっかけとなれば幸いです。
他にも何かオリジナルの対策などがあるよという方は是非教えてください！