新卒4年目アプリエンジニアが思う、新卒1年目からやっていて良かったこと/やっていれば良かったこと。

自己紹介

初めまして、うめちゃんです。
note初投稿です!

普段は仕事とプライベートで、AndroidとFlutterを使ってアプリ開発をしています。
今回は社内勉強会での発表ネタを、外部にも発信してみようと思い記事を作りました。

背景

弊社ではAndroidエンジニアの横の繋がりを広げる為に、隔週で勉強会(LT会)を開催しています。

7月から新入社員が配属されて勉強会にもジョインしてもらえるようになったので、まずは技術的な内容よりも先輩エンジニアとして何かアドバイスができないかと思いこのテーマにしました。

今回は主に下記の観点で記載していきます。
◆やっていて良かったこと
 ・何故やっていて良かったのか
 ・どう始めればいいか
◆やっておけば良かったこと
 ・何故やっておけば良かったのか
 ・どう始めればいいか

注意事項として、記載している内容はあくまでも私個人の経験則です。
ですので、全てが正解ではないし、読んでくださった方々に対してこれをやれということではないです。
あくまでも参考程度に見ていただけると幸いです。

では、早速本題に入りましょう!

やっていて良かったこと

◆個人アプリ開発
【何故やっていて良かったのか】
楽しいから
自分のアイディアを形にすることはとても楽しいです、さらにレビューや知人などから評価されるとより楽しさが増します。

仕事で使っていないことを学べるから
業務の領域によっては、全く触る機会がない技術もあると思います。
個人アプリなら領域に制限はないので、触ってみたい技術に好きに触ることができます。
また、もし個人で学んだ内容を仕事にも応用できれば一石二鳥です。

諦めず調べる力が付くから
個人アプリでは基本的に自分で調べるしかないので、人に頼らずドキュメントやブログ、SDKの中身を見る必要があります。
ここに関しては業務内でも力を付けることは可能ですが、業務ではむしろ同じチームのメンバーや先輩方と積極的にコミュニケーションを取って、設計やコーディングについて議論を重ねた方がいいと思います。

分かりやすいアウトプットになるから
対外的に自分はこういうサービスを作ったんだとアピールできます。
後は自分が個人アプリ開発を始めてからずっと夢見ていることですが、マネタイズして一発当たればウハウハです。(早くウハウハしたい!)

【どう始めればいいか】
まずは自分が欲しいものや誰かが欲しいと言っていたものを作ってみるのが良いと思います。
もしくは、(自分のパターンですが)新卒研修内で作ったCUIプログラムをアプリに移植してみるというのもありですね。

【余談】
定期的に過熱する、業務時間外も勉強に当てていないエンジニアは、、、みたいな議論について、自分は業務時間外での勉強は必須ではないと思っています。
ただ、やった方が強くなるのは確かです。
スポーツでもゲームでもプログラミングでも、練習や実戦経験を積んでる方が強いに決まっています。

◆社内/外部勉強会への参加
【何故やっていて良かったのか】
他の会社やプロジェクトがどういった取り組みをしているのか、今その界隈では何が流行っているのかが分かるからです。
時には自分が絶賛困り中の課題に対する解決策が見つかることもあります。
また、自分の知識が増えると、強くなった感があって楽しいです。

【どう始めればいいか】
手っ取り早いのは、先輩が参加する勉強会に付いて行ってみることですね。
外部勉強会を探す場合はconnpassというサービスで探すのが良いと思います。
オーディエンス枠がある勉強会がほとんどなので、参加するだけならハードルは高くないです。
私が初めて参加したのは、新卒2年目まで限定の参加者10人ほどの規模のゲームアプリ開発のマネタイズに関する勉強会でした。

やっておけば良かったこと

◆日記/日報
【何故やっておけば良かったのか】
日記/日報は、自分自身を振り返るための最高のツールです。
弊社の場合、新卒は3年目まで1年毎に研修があり、これまでの自分を振り返る機会がもらえますが、普段から必要な情報をまとめておけば研修が無くてもいつでも振り返ることができます。
(情報がまとまっていた方が研修の際にも振り返りやすいです。)

私は1年目は日報を書いていましたが、この後話すアンチパターン満載で2年目からは無意味だと思いやめてしまいました。
しかし、今になって1年目の日報を読み返してみると、アンチパターンはありつつもその時悩んでいたことや学んだこと、先輩からのアドバイスなどが記載されていて、自分自身の成長を実感できました。

今ではやっぱり日報は続けるべきだと感じて、最近になってまた日報を書き始めました。
今は日報というより日記という感じにしていて、プライベートでの学びや感じたことも簡単に記載するようにしています。

【どう始めればいいか】
新卒の皆さんは日報を既に書いているかもしれませんので、ここでは個人的に書いておいた方がいいと思う内容を記載します。

自分自身の苦悩とどのように解決に至ったのか、どういった時に嬉しくて何が起きるとネガティブになるのか、その感情の機微を残すようにしましょう。
そうすることで、自分自身が持つ価値観が見えてくるので、今後のキャリアイメージを描く際に役立ちます。

【個人的な経験から導き出された日報アンチパターン】
1年目の自分の日報を読み返して、これはやめた方がいいなと思った内容を記載します。

スケジュールの記載
Googleカレンダーで十分です。
何にどれくらい時間が掛かっているのか集計したいという意図がある場合は、他にツールがあるので日報に記載する必要はないと思います。

長時間掛けて記載
日報の記載を頑張りすぎると、続けること自体がしんどくなってきます。(1年目の自分は日報を1時間くらい掛けて書いていました。。。)
短く簡潔に終わらせることが続けるコツです、1日1行とかでも十分です。

読み物としての完成度の追求
日報の場合は自分以外にも読む人がいるので、読む人を意識して読みやすく記載するのはもちろん大事ですが、日報は作品ではないので無理に凝る必要はありません。
凝りすぎると長時間の記載にも繋がります。

◆技術ブログの投稿
【何故やっておけば良かったのか】
後で見返せるように、学んだことを残しておくことはとても大事です。
私の場合は3年目でやっと継続的にQiita記事を書くようになりました。(それまでは1年に1本でした笑)
技術的な学びを日報に書いている方もいると思いますが、技術だけがまとまっていた方が後で探しやすいです。

【どう始めればいいか】
Qiita、Medium、note、はてぶなどなど、何でもいいので一つサービスを決めてそこで投稿を続けるといいと思います。
まずは普段社内ツールに書いている技術的な内容を技術ブログに記載するようにしてみるところから始めるのがいいと思います。
(※注意事項:コンフィデンシャルな情報は書かないように。あと社内限定の知識は社内に知見を貯めましょう。)

◆外部勉強会での登壇
【何故やっておけば良かったのか】
まず1つ目は、前に出て発表することへの抵抗感が和らぐからです。
私自身、これまた3年目から継続的に登壇するようになったのですが、入社当時は人前に出ることが極端に嫌いでした。
それが今では苦ではなくなりました。
社内でも前に出て発表する機会が何度かありますが、緊張こそすれど苦ではなくなりました。(外で発表してるし社内なら全然へっちゃら!と考えられるようになりました。)

2つ目は、その界隈での人脈形成にも繋がるからです。
(ただ、個人的に人脈形成って言葉は好きじゃないので、社外に知り合いができてより技術を学んだり仕事をするのが楽しくなる、というくらいがちょうどいい表現かもしれません。)

【どう始めればいいか】
connpassで登壇できそうな勉強会を探しましょう。
新卒n年目限定とか初心者限定の勉強会もあったりするので、自分が登壇できそうな勉強会に参加して慣れさせるのがベターです。
それでもハードルが高い場合は、社内勉強会で経験を積んでからでもOKだと思います。

おわりに

紹介した内容は全て完全に個人的な意見なので、これは違うとかそうじゃないとか色々意見はあると思います。
全員に当てはまることではないと思いますので、取捨選択していただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?