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はじめてのiOSDC参加レポート

はじめに

iOSDC2023の参加レポートです。
会場のWi-Fiパスワードがiwillblogになっているほど、iOSDCではブログ投稿を推奨しています。
ブログを書くまでがiOSDCと主催の長谷川さんも仰ってたと思います。

参加の背景

今年は弊社がスポンサーとして協賛しており、スポンサー枠でチケットをいただけたのが参加のきっかけでした。
久しぶりのオフライン開催のカンファレンスだったので、セッションの内容にもワクワクしつつ、オフラインならではの交流ができることをとても楽しみにしていました。
前職の知り合いも登壇することが分かっていたので、その方達の活躍を自分の目で見たいという思いも強かったです。

iOSDC初参加で驚いた点

私は今回がiOSDC初参加だったのですが、このイベント特有の点がいくつかあるなと思いました。(DroidKaigiとKotlinFestくらいしか参加したことがないので、比較対象は多くありませんが。。。)

ノベルティの量

開催前にノベルティが大きな箱で送られてくるのですが、その量に驚きました。こんなに大量に送られてくるのかと、いい意味でびっくりしました。
各社さまざまな工夫を凝らしたノベルティを作成していて開催前からワクワクが止まりませんでした。個人的に気に入ったのはbitkeyさんのマグカップです。小さめサイズでとても使い勝手がよく、見た目も可愛くてノベルティを受け取った日から私の愛用品になりました。

学園祭のような雰囲気

これは本当にこのイベント特有だと思いました。他の国内カンファレンスでは味わったことがない雰囲気でした。
スポンサーやスタッフ、参加者含めて全員で作り上げている感じと言いますか、ただセッションを聞くだけのカンファレンスではない、お祭り感を感じました。(※他のイベントが全員で作り上げていないとかそういう意味ではないです。ただ、言葉で表現しきれない独特の雰囲気を感じました。)
LT大会の盛り上がり方とかは特に顕著で、あれは他のイベントでは感じたことがないなーと思いました。(テックカンファレンスのLT大会で登壇者がギター抱えて出てくる姿を見たことありますか?w私はこれまでの人生で初でした。)

聴講したセッションで興味を惹かれたもの

特にこれは自分の興味分野と一致して面白かったなと思ったセッションをご紹介します。

iOSではじめるフォトグラメトリ by 堤 修一

複数枚の画像から3Dモデルを作成できるAPIについての発表でした。
サンプルアプリでのデモがあったのですが、3Dモデルにしたい対象を色々な方向から10〜20枚ほど写真撮影するだけで、かなり精細な3Dモデルが作成されていてとても驚きました。
また、撮影された動画からフレーム画像を抽出して、その画像を元に空間を3D化することも実践されていてすごかったです。

なぜ、弊社はFlutterを捨ててネイティブ化(Swift / Kotlin)にコミットしたのか by 佐藤 直之

採用の課題やサービス特性を背景に、Flutterからネイティブ開発に乗り換えたお話でした。
私も前職ではFlutterを使ったサービス開発をやっていたのですが、やはりFlutterはFlutterだけできる人ではなかなか賄えず、結局はネイティブアプリの開発経験がないと乗り越えられない壁があるなと感じていました。
Flutterを採用しようとしている企業の方々にとって有意義な発表になったんじゃないかなと思いました。

スタートアップ企業のフェーズ転換期を乗り越えるためのリアーキテクト戦略 -個からチームへ- by horitamon

ユーザー数が一気に伸びたサービスにおける改善の取り組みに関する発表でした。具体的なコードの話ではなく、組織やタスクの進め方の話だったので、PMの私としてはとても共感できて興味深い内容でした。
特に、アウトプットではなくアウトカムを重視するという話は心の中で「わかる〜」と思いながら聞いてました。

おまけ

懇親会にも参加したのですが、前職の同期・先輩・後輩、自分の転職後に新卒入社していた初めましての後輩など、ぷち同窓会みたいな感じで楽しかったです。
新しくお知り合いになれた方もいて、期待していたオフラインならではの交流も達成できてよかったです。
来年もまた参加したいと思います!

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