おっさんずラブ-2018〜劇場版- 感想

リターンズ見終わってからの、全体通しての感想です。ネタバレも雑多に含んでます。

わたしは春牧ファンです。春牧オタクか。牧くん寄りのカプ推し。もうすぐ6年になりますが、彼らのことを考えない日はないくらい。

なんでこんなに、て思う理由の1つに、2018年、恋の成就をハラハラして見守った最後、成就したあとの尺が少なかったのがあります。しかも内容的には、思ってた以上のものでパンチがめちゃくちゃ効いていて、「仲良く暮らしました」だけじゃなくて、性的な行為をスマートにちゃんと混ぜこんできてる。ドラマとしては、完璧です。完璧すぎる。ほんとスタオベしました!!夜中に1人で。

完璧なんですが、オタクとしては、そこに至る過程や、その後が見たい…!!
空白の1年、どうしてたの…とか、プロポーズのあとから上海行くまで、行ってからも恋人のふたりがどう過ごしているのか。ちゃんと恋人してるのか…(大きなお世話)
めちゃくちゃ気になる要素があって、それは視聴者に委ねられてより楽しめるという、ほんと完璧なんですよね…ドラマとして。

なので、2018年で終わってれば、それはそれで、そのまま名作として名を残しただろうとわたしも思います。

でも、劇場版を作ってくれた。
別の記事で書いたように、わたしは映画、高評価です。
爆発とか要らんやん…とか、また離れ離れか…とか、結婚式見たかった…とか、そういう意見もお見かけしまして、確かにな〜と思う。

でも、2018年ラストでスマートに示された「甘い恋人」(ドラマ用の恋人というか。まあ、そもそもフィクションなんですけど…)が、
劇場版では話し合いが足りなくて(特に牧くん)、春田の嫉妬もあってケンカして、別れちゃって、ていうのはすごく現実味があって、炎の中で永遠の愛を誓い、絆が深まって結婚(キスと指輪)ていうのは、良かった。
もし連ドラで週またいでケンカしてたら、早く仲直りしてよーとイライラしてたと思うし。
イチャイチャシーンが少ない、ていうのも、確かに…なんだけど、これもあからさまなラブシーンがないのに、はっきりと体の関係がある恋人になってるのは、すごい。
赤の他人の男と、服脱いで寝てるのを恋人に見させるのは、ちょっとかわいそうすぎると思うけど…。春田は異性愛者で、牧以外の男性相手にはそういうことにならない。という前提がお互い(春田と牧)にあってのことかなと思いますが…。でも、嫌だったよなー。そりゃ、すぐに帰るよ…。
牧くんに絡みつく春田、母親に紹介しようとする春田、キスしようとする春田、牧くんを見つめる目が本当に甘い。牧くんも、それを当然と受け止めてるし、もちろん牧くんの目だって甘い。(ただちょっと結婚の現実とか考えて揺れてる)
ちゃんと恋人してたんだね。良かった!!
ていうのが、劇場版の感想かな。
事件に巻き込まれながら、恋愛関係も描かれるというのが、わたしの好みだったのもあるかも。劇場版の「事件」が面白かったかというと、微妙ではあるけど…😅まぁ、わたしは、おっさんずラブなので仕方ないかと見逃せる範囲かな…(甘い)

これも別の記事で書いたように、このあと続編発表で、映画もほぼ見返せなくなってしまったので、リターンズ始まってから見直して、思った感想も含まれてます。

続編内容が分かった時点で、春牧の物語は強制終了されたと思ったので、
それなら結婚式見たかったよ〜!!ラブシーンだって、匂わせじゃなくて、ちゃんと見たかった!!とは、思ってました。
公式のミスリード(主役の結婚式あると思わせといて)も、趣味が悪いよな…とか、粗も気になるようになってた。

ただ、作品としては、結婚式やラブシーンを作りたかったわけじゃないというのも分かるので、劇場版には納得です。
わたしとしては、そこはリターンズがあったのでより納得できたところですが。

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