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松本人志が『ワイドナショー』を卒業して思うこと

どこかの記事にも書きましたが(覚えていない)、松本人志が『ワイドナショー』を卒業しました。それについて考えたことを書きたいと思います。
 
たぶん、以前の記事でも指摘しましたが、松本さんはこの番組で、どんなテーマでも笑いで包んでオチにしてきました。それについては、安藤優子さんが「愛がある」という表現をされていました。
 
それが松本さんのスタイル。なんでも笑いに包むことで、窮地に陥った人を救うわけです。その好例が、この番組に出ていた前園真聖さん。彼の失敗をいじることで、彼を人生のピンチから救ったのです。こうしたことはこれまでにいくつもあったでしょう。
 
ただ、このようなオチの部分だけを切り取るとかっていうのは、やっぱり違うと思う。部分だけ取り出しても、なんの意味もない。このあたりが、松本さんのストレスになったのか。
 
それとやっぱり彼が話題にあげたのが、爆笑問題さんによる裏番組『サンデージャポン』。ずーっとどっちが優勢か気になっていた人もいたようですね。
 
これも前に書いたのですが、『ワイドナショー』と『サンデージャポン』は、スタイルが違うから比べても仕方がないのです。前者は、上述の通り、オチをつけて笑いに包み込むスタイル。後者は、議論をぶつけてヒートアップしていくタイプでしょう。
 
だから、両者の違いは、もう東西の漫才観の違い、ひいては東西文化の違いというぐらい、大きなテーマなんです。これ、ちょっとやそっとでは優劣がつけられない。そういう難しいことだと思ってほしいのです。
 
また、松本さんは視聴率の話もされていました。『ワイドナショー』は『サンデージャポン』に視聴率で負けている、という非難があったようです。これに対して、彼は「コア視聴率」はダブルスコアで『ワイドナショー』が勝っていたと明かしました。
 
「コア視聴率」とは、13歳~49歳の男女の個人視聴率だそうです。子どもや高齢者を除いた、実質的な視聴率と言ってもいいでしょう。それで、視聴者は、こういう指数もあることを勉強してほしい、と松本さんは訴えていました。
 
ここで気になることがあります。それは、『ワイドナショー』をディスっていた人は、「世帯視聴率」のようなざっくりとした指数のみを用いて批判していたということです。これは、ちょっと気をつけなければならない。つまり、批判するデータが少ないのです。ひとつだけっていうのは、説得力がない。
 
もちろん、説得力のある批判がしたくってしているのではなく、たんに無意識的にポロリと口から漏れる、うわ言のような批判なのでしょうが。それでも、説得力のない批判が蔓延するのは危ういですね。
 
この続きはまた次回。(梅)

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