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あの資金調達ラウンドで何%の利回りが求められているか?注目企業8社の木村IRRの算出

キムシンさんのこのツイートが話題だったので。

実際に8社ほど、計算してみました。

まず、IRRって何でしょうか。簡単に解説しましょう。

IRRとは

Google検索「IRR」1位の記事がこちらでした。一般的には下記のように説明されます。

IRRとは、「投資から得られる将来のキャッシュフローの現在価値」と「投資額の現在価値」が等しくなるときの割引率です。つまり、NPV(正味現在価値)がゼロになる割引率を指す。

こちらでわかる方はそれで良いですか、NPV??的な人も多いかと思います(ぶっちゃけ僕も...汗)ので、もっと簡単にお話しします。

投資リターンというのは、「投資額」が「何年」で「何倍」になるか。という点が大切です。

100円が1ヶ月で200円になるのと、24ヶ月で300円になる。どちらが魅力でしょうか。

特に初心者は「何倍」にのみ意識がいきがちですが、「どれくらいの期間」でそのリターンを実現するかが大切です。

なので、リターンの変数として「倍率」のみならず「期間」も必ず見ましょう。IRRは「投資額のリターン倍率」と「投資期間」両方の変数で成り立ちます。同じリターン倍率なら、回収期間が早い方がIRRが高くなり、好ましい結果となります。

「IRR」はエクセルで=IRR(H1:H10)みたいな形で率が出ます。便利です。未上場株投資で期待されるIRRは20~30%程度以上という説があります。30%以上のIRRであれば立派(言い換えると、ストレッチな目標)な部類ではないでしょうか。

冒頭のキムシンさんのツイートに戻ると

8%*時価総額/自己資本=求められるIRR

ということで、自己資本は通常純資産ですが、未上場企業の場合はほぼ赤字企業なので、ここでいう自己資本は「累計調達額」と見なすのが妥当かと思います。

直近ラウンドの投資家がその投資条件で求めているIRRと、回収期間を3パターン作成し、それぞれのEXIT時に求められるバリュエーション、および投資元本の倍率を算出しました。

今回はこの「求められるIRR」をわかりやすく「木村IRR」と表記します。

注記)今回の記事の前提条件:木村IRRは「累計調達額」を元に算出しているが、企業によって資本金が不明瞭(記載なし)の場合や、謄本情報が一部不足していることがあるため、概算での累計調達額であり、おおよその数字であることをご了承ください。大きくは外れていないはずです。

後から気づきましたが「放出額」となっていますが「本ラウンド調達額」と表の中で記載した方がわかりやすかったですね。ご容赦ください...

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梅木 雄平

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