価格

これからのnoteの価格戦略の話をしよう

noteの最大の肝はプライシングにあると思います。プライシングにダイナミズムを感じるなと。

価格というのはマーケティングの4P(その他はプロダクト、プレイスメント、プロモーション)の一角を担うほど重要な概念ですが、世の中のほとんどの人はプライシングの経験があまりないはずです。

一番多いパターンでも、転職時の年収交渉くらいでしょう。それも、転職先が提示する額をそのまま受ける人が大多数だと思います。労働の対価としてのプライシングもあれば、noteのように多くの人に消費されるコンテンツをいくらに設定するかというプライシングもあります。

当然ながら、様々な種類のプライシングがあります。

・社員として雇われるプライシング
・一物(具体的なモノ)一価のプライシング
・本などの多くの人に購入されるコンテンツのプライシング
・オーダーメイドのプライシング

しかし、それぞれの経験がないものだから、皆さんプライシングの知見があまりにもない。プライシングによって、売上と売れる個数が変動します。商いの基本的な話ですが、売上=価格×販売個数、です。よって、1万円のnote1冊販売と、100円のnote100冊販売は、売上は同じ1万円です。100冊売るのは結構大変なことですが、1万円を1冊売るのはそんなに難しくない気もします。

プラットフォームによっても最適な価格は異なるはずで、Kindle上で売れる価格とnoteで売れる価格は異なるでしょう。

このnoteでは、私が今まで売ってきたnoteの販売実績の実際のデータを元に、いくらでどういう内容を売るのが最適かという見解について述べていきます。300円から1万円まで、様々な価格のnoteを売ってきた私が、販売実績を元に価格戦略を提案するのは、説得力があると思いませぬか。むしろ、300円から1万円まで幅広い価格を売った人は、まだいないかもしれません。

note以外のプライシングの話もします。ちなみに私は独立後60社前後から仕事をいただいており、その過程には全てプライシングがありました。こういう経験も、プライシングの嗅覚に役立っているかと思います。


☆対象者層
noteを売ることに興味のある方
プライシング論全般に興味のある方
プライシングでお悩みの方

☆目次
1.梅木雄平のnote販売データ公開と解説
2.何をいくらで売ると売上は最大化しそうか
3.noteのスイートスポット価格はここだ!
4.なぜ君たちは100円のnoteを売ってしまうのか

ここから有料です。この価格戦略を活かしたnoteを販売すれば、3,000円など一発回収できるかもしれませんよ。

【1:梅木雄平のnote販売データ公開】

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